ベッドのサイズについて
「ベッドを購入したいな~」とベッド購入を検討している方にお聞きしたいと思います。
サイズについてはどのように考えていますか?
おそらくベッドを購入しようと考えている人というのは一概には言えませんが、多くの人が見た目や値段などで選んでいるのではないでしょうか。
そうなるとどうしてもサイズというのを意識しなくなるのは自然な事ではないかとも思えてきますが、ベッドのサイズも購入を検討している段階では視野に入れておく必要があります。
今回はそのベッドのサイズについて、色々と説明させて頂きます。
1.なぜベッドのサイズが重要なのか
ベッドのサイズというのはなぜ重要視されるのか、その主な理由としては以下の点が挙げられます。
今からそのベッドのサイズが重要視されている理由について、一つずつ説明させて頂きます。
部屋まで運べるか(そして部屋に入るか)
まず最初に購入したベッドを部屋まで運ぶことが出来るか、もしくは部屋に入るかという問題が挙がると思います。
自分好みのベッドを購入したとしても、例えば玄関から2階の自室まで運ぶことが出来ない、あるいは2階までは運べても部屋に入らないくらい大き過ぎると、購入したのが無駄という結果になってしまいます。
お部屋の快適さや睡眠の質に大きく影響する
まずお部屋の快適さについてですが、ベッドが大き過ぎてしまうと広いお部屋でも狭いと感じてしまうケースがあります(広くないお部屋の場合はなおさら狭く感じるでしょう)。
狭いと感じさせないためには大き過ぎないベッドが一番なのは確かですが、大きくなければどんなベッドでも良いのかというと、それも違うのです。
例えば小さいベッドの場合は身長の低い女性(160cm以下の)でしたら特に問題はありませんが、特に身長が高い男性(175cm以上の)の場合は窮屈に感じて寝辛いというのが挙げられます。
そのためお部屋の広さもそうですが、身長というのもベッドのサイズの影響がもろに出てしまうわけです。
ベッド1つを使う人数によってのオススメのサイズがある
ベッドは1人だけで使うとは限りません。
もちろんベッド一つを一人で使うという人が多いと思いますが、中には二人で使うという場合もあったりします。
例えば小さいお子さん2人で使うというのもそうですが、カップルや夫婦で一つのベッドを使うというのも典型的な例では挙げることが出来ます。
あるいは家族(大人2人と子供1人)で一つのベッドを使うというのもあるでしょう。
小さいお子さんならともかく、大の大人がサイズの小さいベッドを使うというのは無理があります(家族で一つのベッドを使う場合も同じく)。
そのため大の大人がベッド一つを使う場合は、部屋の広さと相談しながら大きいサイズのベッドを選ぶなどの配慮が必要になるのです。
2. 自分にとって理想のベッドのサイズとは?
自分にとって理想のベッドのサイズを知るためにはどうすれば良いか、そのためにはベッドのサイズの種類を知る必要があります。
サイズの種類を知るというのは自分の理想のベッドを選ぶ上で近道になります。
今からそのベッドのサイズの種類を一つずつ説明します。
シングルサイズ
シングルサイズは、1人用の代表的なベッドサイズです。
ブランドにもよりますが価格的にも安い物が多く、かつデザインも豊富なので自分好みの部屋作りが可能という所が魅力的です。
ただし体が大きい人には窮屈で狭苦しいという印象を与えてしまうのが難点です。
そのため体が小さい人向けのサイズと言えるのですが、寝相の悪い人だとベッドから落ちてしまうこともあるので要注意です。
セミシングルサイズ
セミシングルサイズのベッドは日本が発祥の地で、狭い部屋に置いても窮屈さを感じない正に省スペースなサイズのベッドと言えます。
このセミシングルサイズのベッドは一人暮らしで体が小さく、かつベッドは出来る限りサイズの小さいほうが好きという方にオススメです。
欠点としては横幅が狭いため、寝返りをうつのが苦労しやすい点です(シングルサイズと同じく体の小さい人でもベッドから落ちてしまうことも)。
ダブルサイズ
ダブルサイズのベッドは一般的には2人用のサイズで、恋人同士や夫婦で寝るのにオススメです。
もちろん一人で贅沢に使うというのも良いでしょう(体の大きい人の場合は特に)。
難点としては2人用のベッドと一般的にはそうなっているとはいえ、体の大きい大人二人で寝る場合は窮屈に感じてしまうのと、2人のうち一人が眠りが浅いと隣の人の動きが気になってしまう点です。
なので2人で使用する場合は体が小さく、かつ眠りが浅くないというのがダブルサイズのベッドを使用する好条件と言えます。
セミダブルサイズ
セミダブルサイズのベッドは、サイズ的にはシングルとダブルの中間という感じで、横幅にゆとりがあるのが特徴です(そのため寝相が悪い人も安心して寝ることが出来ます)。
寝返りをうっても幾分余裕があるので、快適で良質な睡眠をとることが可能なのです。
寝相が悪くてかつ部屋がある程度広いという人にオススメしたいサイズのベッドです。
このセミダブルサイズのベッドは一見メリットが大きい気もしますが、デメリットも存在します。
快適な睡眠を得られるのは確かですが、1人暮らしや本棚など物が多い部屋では結構目立ってしまうのが難点と言えます。
それとダブルサイズよりもサイズ的には小さいので、2人で寝るにはオススメ出来ないというのもデメリットとして挙げることが出来ます。
ダブルサイズでも大の大人2人で寝るのは難しい場合もあることを考えると尚更です。
そのため二人用としてではなく、1人用として使うのが得策です。
クイーンサイズ
クイーンサイズのベッドはダブルサイズよりも少し大きいのが特徴です。
大の大人2人で寝ても余裕があるので、カップルや夫婦同士など2人で快適な睡眠をとりたいという場合にオススメしたいサイズのベッドです。
ただメリットだけではなく、デメリットもあります。
それはサイズが大きいが故に中々商品自体を探すのと、デザインが豊富ではないので自身の部屋にマッチしている物を選ぶのが難しいという点です。
それと家の規模によっては部屋まで運ぶのが難しい(運べない場合も)というのもデメリットとして挙げられます。
キングサイズ
キングサイズのベッドはクイーンサイズと比べて横幅が大きいのが特徴です。
カップルや夫婦同士で毎日二人で快適な睡眠をとりたいという場合はもちろんですが横幅がクイーンサイズよりもあるので、小さいお子さんがいる家庭(大人2人と子供1人)で使いたい場合にもオススメです。
難点としてはクイーンサイズのベッドと同じく、その大きさにあります。
大の大人2人や家族3人(大人2人・子供1人)で使用しても余裕があるのは確かですが、サイズが大きいが故に部屋の中では目立ってしまいやすいというのが難点です。
さらには重量もあって結構重いので、部屋の模様替えや掃除のためにベッドの位置をずらしたいという場合に動かすことが難しいというのもそうです。
最後に
今回のベッドのサイズについて、は如何でしたか?
記事を最後まで読んで頂いた方にはベッドのサイズ選びというのは自身の体の大きさや部屋の広さ、そしてベッドを使用する人数によってオススメのサイズがあるというのを実感して頂けたのではないかと思います。
今回の記事がベッドのサイズ選びの参考にして頂けたら幸いです。