ラグジュアリー、近年になって聞かれるようになった言葉だと思いますが、皆さんはどうでしょうか。いわゆるカタカナ用語ではありますが、21世紀以降はこんな感じでカタカナ用語の言葉が頻繁に飛び交う様になって来ました。
先ほど出てきたラグジュアリーという言葉、意味としては高級品・贅沢・豪華など色々な意味合いを持っていますが、共通点としては「高級感がある物に使われる言葉」だと思います。ベッドに関しても例外ではなく、高級感あふれるベッドに使われる事が多いです。
そんな高級で豪華な、ラグジュアリー感あふれるベッドとは何なのか、今回の記事ではそれを焦点にした記事にしたいと思います。
ラグジュアリー感あふれるベッドとは何か
ラグジュアリー感あふれるベッドと何か、正直ピンときている人はいないかもしれません。「ベッドがどうこうという以前に、そもそも高級感とは何か?」と疑問を抱いているでしょうからね。今からラグジュアリー感あふれるベッドとは何なのか、そのポイントを1つずつ挙げていきたいと思います。
- 落ち着いた暗めな色合いになっている
- ベッドの素材が木材以外になっている事が多い
- 鏡面仕上げのベッドも高級感を演出
- ベッドの高さが低い
- 間接照明が用いられている
- 部屋の雰囲気を良くする
高級感のあるベッドというのは、落ち着いた暗めな色合いになっているというのが大きなポイントとして真っ先に挙げることが出来ます。逆に言えば「派手さを感じる様な明るめな色合いではない」と言えますね。暗めな色合いというと黒もそうですが、黒に近い茶色なんかも良いですね。
ベッドはもちろん、設置する部屋にしても、落ち着きを感じさせる事が高級感を演出する事に繋がります。そのために派手さのある明るめの色合いではなく、落ち着きのある暗めな色合いを良しとしているのです(なお木材で出来ている、もしくは表面に木目柄のシートを貼っているベッドにも同じ事が言えます)。ただし明るい色合いでも白色などは高級感を演出する場合もある(特に女性には好まれる)ので一概に「暗めな色でないといけない」といった事は言えません。
ベッドの多くは基本木材を素材にしている物が多いのですが、高級感あふれるベッドに関しては木材以外の素材が採用されている事が多い傾向にあります。その代表格ともいえる素材というのは「レザー」です。レザーというのは皮革(ひかく)の事です。天然皮革・合成皮革・人口皮革の3種類がありまして、天然皮革は動物の皮を原料にしています。
合成皮革と人工皮革の2つは特に違いはありませんが、強いて挙げると前者は特殊不織布以外の原料を、後者は特殊不織布を原料に使っているといった感じです。この様にレザーにはいくつかの種類がありますが、質感的に見た目や気分的に「リッチ感」をより向上させる力があるので、ラグジュアリー感あふれるベッドにはレザーを用いられることが多いのです。
鏡面仕上げのベッドは何と言っても「鏡みたいに周りを映すかの如く、美しい輝きを持っている」、そんなベッドです。もちろん先ほどのレザーによるベッドとは趣の異なるベッドではありますが美しい輝きを持っているので、やはり高級感のある部屋にはピッタリなベッドと言えるでしょう。特に質感的に艶のあるベッドが好きな方にはオススメしたいですね。
高さが低い、これも高級感あふれるベッドの特徴とも言えます。高さが低いベッドというのはローベッドタイプの事ですが、高さが低いが故に部屋に置いても圧迫感を感じさせない所が高級感を演出する理由です。デザイン性を重視している物が多く、それも高級感あふれるベッドの1つである理由でもあります。広い部屋でも良いですが、広くない部屋の方が圧迫感を感じさせないという点においてはよりメリットに感じられるでしょう(部屋を広く見せるという点でもそうですね)。
間接照明というのはベッドボードに付いているライトの事ですが、これも高級感を演出するのに一役買っていると言っても過言ではないでしょう。間接照明が無いからといって高級感が無くなるとかそういう事はもちろんありませんが、あるのと無いのとでは高級感の差としてはそれなりにあります。
間接照明があると部屋の空間に陰影が出来る事から部屋を広く見せられます。これは光と影の視覚効果によって実現しているのですが、高級感の演出に大変効果的なのです(もちろん照明が付く分、値段もそれなりにはしますが)。
ラグジュアリー感のあるベッドというのはベッドその物が持っている高級感から、部屋の雰囲気をより良い物にします。もちろんこれは部屋がベッドに合わせるために高級感を演出しているというのが条件ではあります(そうでないと部屋全体からベッドが浮いた存在になってしまうので)。
ラグジュアリー感あふれるベッドを活かすためのポイント
ラグジュアリー感あふれるベッドを活かしたベッドライフを送るのであれば、購入する前にやらないといけない事があります。それは「ベッドに合わせた部屋作り」です。
ラグジュアリー、高級感のあるベッドを部屋に置くのですから、そこはベッドにばかり頼るのではなく部屋のデザイン性にも拘りたい所です。そうでないと先述していますがベッド自体が部屋全体から完全に浮いてしまいますからね。ではラグジュアリー感あふれるベッドに合わせた部屋作りのポイントをいくつか挙げさせて頂きます。
- 部屋に置くアイテムは最小限にする
- 部屋の中に様々な色があってはいけない
- 部屋は常に清潔感を保つ
高級感のある部屋にするためには部屋に置くアイテムの数が多過ぎると、何となくスッキリしない様なゴチャゴチャした印象を与えてしまいます。特に部屋の規模が小さいと余計にその印象を強調してしまうので注意が必要なのです。そのため部屋に置くアイテムはベッドに関してはもちろんですが、他にはテーブルとソファーだけなど、ベッドを含めて3つくらいが丁度良いかと思います。
1つの部屋に様々な色が存在すると「落ち着きのない部屋」という高級感とは無縁な部屋になってしまいます。なので部屋に置く家具の色はなるべく統一させた方が良いのです。例えばベッドの色が黒(もしくはそれに近い)であれば、カーテンなどの敷物やテーブルなどその他家具も同じく黒色にといった感じです。
他にもベッドとその他アイテムの色を分けるという方法もアリです(その場合はベッドが黒色で、敷物や家具は白色という具合になります)。いずれにしてもベッドを置く部屋に使う色は2色までにした方が良いと思います。
これは真っ先に書かなければいけない事ですよね、失礼しました。高級感の演出する上では上記2点の他に一番大事な事があり、それは「部屋を常に清潔にしておく」という事です。掃除などを怠ってしまうと、せっかく高級感のある部屋にしたのに、それに合わせてベッドも購入したのに全てが台無しになってしまいます。
台無しになってしまわないためにも、そしてベッドを含む部屋に置いているアイテム全ての良さを最大限引き出すためにも、掃除は怠らない様にして清潔感を保つのも大事なのです。
最後に
今回の「ラグジュアリー感あふれるベッド」は如何でしたか?
高級感あふれるベッドというのは何なのか、そしてそれを活かすためにはどうすれば良いか、この2つについて今回は書かせて頂きました。いずれにしても参考になれば幸いです。