ベッドの基礎知識

狭い部屋でも楽しめるベッド

狭い部屋にベッドを置いて寝る人はたくさんいると思いますが、部屋の狭さゆえに色々と制約があるのではないでしょうか。

例えば広々としたサイズの大きいベッドで寝るのが一番快適な寝方の1つで、もっと言えば理想的な寝方でもあります。ですがそれが可能なのはそんなベッドを置く事が出来るくらいに、部屋も広々としている必要があります。つまり狭い部屋ではサイズの大きいベッドを置く事は不可能という事です。

とはいえ狭い部屋でも「気持ちよく寝たい」という願望を持っている人もたくさんいる事でしょう。狭い部屋にはサイズの小さいベッドで我慢する人もいるとは思いますが、可能であれば部屋が狭くても楽しめるベッドがあれば、それを欲しがるのも無理はないというのは間違いありません。

「狭い部屋でも楽しめるベッド」、今回はこんなタイトルの元に記事を書かせて頂きます。

狭い部屋でも楽しめるベッドはある

先ほどの冒頭の文章でもお分かり頂けると思いますが、部屋が狭いというハンデがあっても楽しめるベッドはあるんです。ではどういったベッドがそうなのかについて、説明から始めたいと思います。

狭い部屋でも楽しめるベッドというのは、皆さんがよくイメージする様なベッドフレームがあって下が収納スペースになっているか、もしくは収納スペースが無い空洞になっているという通常のベッドとは異なるという事をまず先に書かせて頂きます。そんな通常とは異なるのが狭い部屋でも楽しめるベッドですが、そのベッドを今から1つずつ紹介したいと思います。

  1. ロフトベッド
  2. 狭い部屋でも楽しめるベッドとして最も挙げられる大人気なベッドがロフトベッドです。ロフトベッドとはベッドスペースが高い位置にあり、その下は何もない空間になっているので仕事や学習用の机、それからソファーなどを置く事が出来るスペースになっているのが特徴のベッドです。

    通常先ほど挙げた仕事や学習用の机・クローゼット・本棚・ソファーなどを置くにはスペースが必要になります。もちろんそれらの大きさによりけりな部分もありますが、さらにベッドを置くためのスペースもいるわけですから、余裕を持って設置するには広いスペースが必要なのに違いはありません。その点ロフトベッドの場合はベッド下に収納スペースがありますから、物を置くスペースがある程度節約する事が可能です。もちろん仕事や学習用の机・本棚・クローゼット・ソファーのいずれもサイズが大きいという場合には1つのみしか置けませんから、その点は絶対に忘れないでほしいと思います(場合によってはロフトベッドより大きくて置けない事も)。逆にそれぞれがコンパクトになっている場合は、机+ソファみたいに2つ置ける場合もあります。

    ともかく収納スペースを節約できるという点では、ロフトベッドは狭い部屋でも楽しめる事間違いないです(高い所で寝るのが苦手という人でない限りは是非ともオススメしたいと思います)。場合によってはベッド下の空間を上手に使って洒落た空間にする事も可能ですから、さらに魅力的に感じる事でしょう。

  3. 収納スペース付きのベッド
  4. 収納スペース付きのベッド、文字通り本や書類、それから衣類などを収納するためのスペースの付いたベッドの事です。先ほどのロフトベッドとは異なりベッド本体が低い位置にあり、ベッド下に収納スペースがあるという構造になっています。

    ロフトベッドの場合はベッド下の空間に収納スペースがあるので本棚か衣類や下着を入れるためのクローゼットを設置することが出来るのは確かですが、それらのアイテムを自分で別途用意しなければいけないというデメリットがあります。もちろんこれは収納スペース付きではないベッドを購入している人にも同じことが言えるケースが結構あると思いますが、それはロフトベッドにも同じことが言えるのです。

    その点収納スペース付きのベッドの場合は本棚やクローゼットなど収納専用のアイテムがベッド本体に付いていますから、これは収納スペース付きベッドとしては非常に大きなメリットと言えるでしょう。最も部屋が狭いという場合は収納スペースが限られてくるのは確かですから、そういう意味ではデメリットとも言えるかもしれませんの(もっとも必要最低限のアイテムしか部屋に置かないという人にとっては、それほど問題にする必要はないかと思います)。

    とはいえ高い所で寝るのが苦手という人にとっては収納スペースも付きますから、デメリットよりもむしろメリットの方が大きいのではないでしょうか。

  5. ソファベッド
  6. ベッドのみならずソファーとしての機能も兼ね備えたソファベッド、このベッドも結構人気なんです。使い方としてはテレビを見て楽しみたいという場合にはソファーとして、寝る時にはベッドとして使うことが出来るので大変便利なベッドと言えます。ソファーとベッドが1台に収まるので大変コンパクトですから、ロフトベッドや収納スペースの付いたベッドと同じく難なく部屋に置く事が可能です。

    狭い部屋でベッドとしてはもちろんソファーとしての機能も欲しいという人にとっては理想的なベッドであると思いますが、座り心地が悪かったりマットレスが干せないという商品もあったりするので、商品選びにはある程度の慎重さが必要になります。

  7. 折りたたみ式ベッド
  8. 折りたたみ式のベッドはベッドとして使わない時は折りたたんで部屋の隅に置く事が出来ますから、このベッドも狭い部屋で楽しめるベッドの1つではないかと思います。狭い部屋と言っても様々だと思いますが、特にベッド1台を置くのもやっとという場合には今回紹介した中でも一番最適なベッドではないでしょうか(使わない時は部屋の隅に置けるというのがその理由です)。

    折りたたみ式というその構造故に、寝る際に不安定さを感じるというのが欠点ではあります(あとフローリングを傷付けてしまう事もあったり、寝心地が合わない際にはマットレスが交換できないという欠点もあります)。部屋が狭いという人で折りたたみ式のベッドを購入予定の場合は、こういった欠点を理解しておいた方が良いですね。

狭い部屋でもベッドを楽しみたい時のコツ

狭い部屋でベッドを楽しみたい場合には、そのためのベッドを購入するというのはもちろんです。それに加えて他にもコツというのがあります。

そのコツというのは部屋の狭さ故の話ではありますが、普段定期的に使わない物は収納スペースに入れておくというのがまず1つです。普段使わない物が部屋の中にあると、それだけで部屋自体が余計に狭く感じてしまうのがその理由であると言えます。狭い部屋でも出来る限り広々と感じさせるには、この「使わない物は収納スペースに入れておく」というのは大事です。これはロフトベッドや特に収納スペース付きのベッドを使っている(あるいは使おうかと検討している)人にとっては重要な話ではないかと思います(折りたたみ式でもベッド下にキッチリ入る細長い箱を使えば普段使わない物を収納する事は可能です)。

それともう1つ、壁を利用するという方法もあるのです。具体的に言いますと部屋に飾りたい物を壁に飾るための棚を作るという事であります。ホームセンターなどで棚用の細長い木の板を購入し、その木の板にネジ用の穴を空けて、後は壁にネジを打ち付ければ棚が出来ます。壁に飾るのは写真立てでも良いですし、棚に洋服やコートなどを飾るというのも良いでしょう。

最後に

今回の「狭い部屋でも楽しめるベッド」の記事は如何でしたか?
狭い部屋でもベッドを楽しみたいという方の参考になれば幸いです。

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