ベッドに求めている要素というのは人によって違うのは間違いないでしょう。例えばスタイリッシュでコンパクト、あるいはベッドボードや収納スペースがあるなどの機能性など、求められる要素というのは色々あります。これら以外にもベッドに求められる要素というのが1つあると思います。
それは何かと言いますと、「かっこよさ」です。
ベッドには「かっこよさ」も機能性やコンパクトさと同じくらいに求められているというのが言いたいのです。この「ベッドに求められるかっこよさ」というのは一言聞いただけ、言葉を目にしただけでは多くの人が?だと思います。そこで今回は「かっこいいベッドについて」と題し、かっこいいベッドについて紹介させていただきます。
かっこいいベッドとは何か?
早速本題の「かっこいいベッドとは何か」について説明したいと思います。かっこいいベッドというのはまず最初に多くの人がベッドに求めている、「いかにくつろげるか」という要素は入っていないという事だけは先に言わせていただきます。
ではどういった要素が求められているのかと言えば、「いかに生活感を抑えられるか」という点に尽きます。この「生活感を抑える」というのは、クールでかっこいいベッドにおいては一番大事と言っても過言ではない程に重要な要素です。
「かっこいいベッド」で大事なポイントは性別を問わない
かっこいいベッドに求められる重要な要素というのは性別を問いません。それを踏まえた上で大まかに言わせていただくと、シンプルさとは趣が事なる「大人の上質さ」が重要な要素です。
具体的に言うとなれば難しくなるのですが、フォルム(形)がストレートで色合い的にはモノトーン(単色や白黒を意味する)、そしてスチールのパーツを所々に用いた無機質さの主に3つでしょうか(スチールのパーツというのは例えば脚とかがそうですね)。これら3つの要素が性別問わずに求められる「かっこいいベッド」の大事なポイントではないかと思います。
こういった「かっこいいベッド」というのはクリエィティブな仕事をされている方には特に人気がありますが、もう1つ重要な要素があります。
ローベッド(フロアタイプ)である事も大事
それはローベッドスタイル(フロアベッドとも)という事で、これもツボとしてしっかりと押さえておく必要があります。
かっこよさのあるベッドでも、高さがあってしまうと部屋が圧迫されたような印象を持たせてしまいます(せっかくのかっこよさも、これでは魅力が大きく半減してしまうのです)。そうならない様に高さを低くして圧迫感を感じさせない必要があるのです。
生活感を抑えるには収納スペースを上手に使うのも良し
既に先述した「生活感を抑える」ですが、これは収納スペースを上手に利用することで可能になります。かっこいいベッドというのは基本的には収納スペースが付いていないタイプが多いのですが、収納スペースの付いたベッドでも出来る限り高さの低い物は「かっこいい」ベッドとして位置付けされます。もっと言えば通常のベッドでも、なるべく先述した「かっこいいベッド」に近づけることも可能だったりします。
ではどうすれば生活感を抑えられるのかと言いますと、収納スペースを上手に使えばよいのです。例えば普段から使う衣類や下着類などを引き出しの中に入れる、たったこれだけではありますが、これだけで生活感を抑えることが可能です。引き出しが2つあるベッドであれば、衣類や下着を入れるというのは可能なので、特に問題はありません。引き出しの中に衣類や下着など普段使う物を収納する、たったそれだけでも生活感を抑えた「かっこいいベッド」を作る事が可能なのです。
生活感を抑えるという事は、別な言葉で言い換えれば清潔感を出すという事にもなります。清潔感があると、それだけで自分も満足しますし、他の人からの印象も良くなることは間違いありません。性別で言えば、例えば男性の場合は女性にモテ易い部屋作りが、女性の場合は「都会派の、いわゆるデキル女」的な部屋作りが可能になるのです(ベッド1つで部屋がかっこよくなるというわけです)。
敢えて隙を作るのもOK
この言葉を見ただけではピンと来ないかもしれませんが、かっこいいベッドというのはかっこよさに加えて隙を作るというのもOKなんです。
どういう事かと言いますと、簡単な方法では暖かみのある間接風の照明ライトをベッドボードに置くというのがあります(部屋が暗い場合にはムードを作る事が出来ます)。他にもベッド全体が木材で作られた(マホガニーなど明るくない色調のが理想的)ベッドも高級感を演出出来ますし、さらには木目調になっている事で暖かさを醸し出す効果もあります。
徹底的にクールさに拘った「カッコいいベッド」も良いのですが、かっこよさを演出できるのと同時に、どこか冷たさを感じてしまうという欠点もあるのです。冷たさがあるというのと、あとは親しみやすさがないというのもそうでしょうか。その点先ほどの”隙”を作れば、徹底的なクールさを持ったのと比べると、暖かさや親しみやすさを感じさせることが出来るのです(親近感を増す事が出来るとも言えますね)。
かっこいいベッドにもデメリットがある
先ほどまではどちらかと言えばメリット的な事ばかり書かせていただいた気がしますが、「かっこいいベッド」にはデメリットもあるのです。
今からそのデメリットについて書かせて頂きますが、まず最初のデメリットとしては部屋全体が大きく関わって来るのですが、ベッドが部屋全体から浮いてしまい空気的存在になってしまう事です。かっこいいベッドに見合う部屋作りを行って初めて「かっこいい」と思われるわけで、ベッドを設置する部屋自体、これといって「かっこいい部屋作り」を行ってない場合は完全に部屋から浮いてしまうのです。先述した高さが低いベッドが良い云々においても同じ事を言わせて頂きましたが、これではせっかくのベッドが勿体ないですよね。なので「かっこいいベッド」に見合った部屋作りを行う必要があります。
かっこいいベッドのためのかっこいい部屋とは?
かっこいいベッドのためのかっこいい部屋、これは簡単に言えば「かっこいいベッド」と基準は似ている部分が多いです。
例えば部屋全体、壁紙や家具などがモノトーン系で殆ど統一されているというのが1つです。白と黒の2つのカラーで部屋にメリハリを付けるという感じですね。そして出来るならばスチール系の、金属質の物を家具にしても何にしても何でも良いですが、導入してみるのも良いですね。例えば家電製品ではパソコンやテレビなんかがそうでしょうか、これらは金属的な色合いのカラーの製品も多いので、テレビやパソコンを購入予定の人は検討してみるのも良いのではないでしょうか。
要は「かっこいいベッド」と同じく、モノトーン・金属質的な色合いを部屋全体にも取り入れるという事になります。あと部屋に親しみやすさを持たせるために隙を作りたいという場合には、先ほどの家具や家電製品に暖色系カラーの物を取り入れるのも良いと思います。ベッドと同じように徹底的にかっこ良くするか、かっこ良さを維持しつつも適度に親しみやすい暖色系の色合いを取り入れるなど、ご自身の好きな様にベッドに合わせて部屋をコーディネートしてほしいと思います。
最後に
今回の「かっこいいベッドについて」は如何でしたか?
かっこいいベッドとは何か、というのを知るための参考になれば幸いです。