ベッドをサイズで選ぶ

広さが魅力!ダブルより広いクイーンベッド

クイーンベッドを検討する

ベッドのサイズにも色々とありますが、その中にはクイーンというサイズのベッドがあります。

クイーンと言っても女王という意味ではないので、間違わないようにお願い致します(あくまでベッドのサイズとして使われている言葉なので)。

クイーンベッドは数あるサイズの中では大きなサイズで、大人2人が寝るには最高だと言われています。

今回はそんなクイーンベッドについて色々と書かせていただきたいと思います。

クイーンベッドについて

クイーンベッドについて今から少し説明します。

先ほども触れましたが数あるベッドのサイズの中では比較的大きなサイズで、種類が多く入手しやすいということもあってか、よく大きなベッドとして取り上げられることの多いダブルベッドよりも大きいのが特徴です。

というのもダブルベッドの場合は寸法が幅1700mm×長さ1950mmなのですが、クイーンベッドの場合は幅1940mm×長さ1950mmとなっているからです。

長さについてはどちらのサイズも全く変わりありませんが、幅が240mm異なっています。

一般的に大人2人が寝るのにはダブルベッドが適しているという見方をする人も多いですが、ダブルベッドの場合はクイーンベッドと比べると幅がせまく、片方が寝返りをうつ時にベッドから落ちてしまうケースが多いのでオススメできません。

その点クイーンベッドの場合はダブルベッドよりも幅が広く余裕が生まれるので、大人2人が寝るには十分で、片方が寝返りをうってもベッドから落ちる危険性は少ないので快適に寝やすいというわけです。

クイーンベッドのメリットとは?

どんなベッドにもメリットはありますが、それはクイーンサイズのベッドでも同じことです。

今からクイーンベッドのメリットとは何か、いくつか挙げたいと思います。

幅が広いから大人2人でも快適で寝やすい

これは既に書いたことではありますがクイーンベッドは横幅が広いので、大人1人はもちろんですが2人で寝る場合でも快適で寝やすいのがメリットの一つとして挙げることができます。

要は「寝やすさ」なんですよね。

大人1~2人以外でも、家族(大人2人・子供1人)揃って寝るのにもオススメです。

洗濯の手間が省ける

家で使うベッドは1つという場合には、選択の手間が省けるというのもメリットの一つです。

というのもベッドは1台だけという場合は、ベッドカバー・ベッドパッド・布団などの洗い物を限りなく少なくできるからです。

これがサイズが小さいベッドの場合でも一家に数台あると、どうしても洗濯物が多くなってしまいますからね。

ゴージャスな演出が可能に

不思議なものでベッドが大きいと部屋がゴージャスに見えるのです。

大きいが故に部屋の中での存在感が増すのが一番の要因だと思いますが、それが部屋をゴージャスに演出するというわけです。

つまり部屋の高級感が増すということになりますね。

特に高さの低いローベッドタイプを選択すれば、よりゴージャスさは増しやすくなるのでオススメです。

大きいサイズ故にデメリットもアリ

クイーンベッドはサイズが大きいので、大人2人で寝るにはベッドから落ちてケガをする可能性が低いことを考えると最適なベッドであるのは確かです。

ですが大きいサイズのベッド故に、デメリットもあるのです。

クイーンベッドのデメリットというのは以下の通りです。

サイズが大きいので商品のラインナップが少ない

ベッドはサイズが大きければ大きくなるほど商品のラインナップが少なくなってしまう傾向にあります。

これは後述する「部屋まで運べないことがある」という大きな問題があるからです。

サイズが大きいと玄関から設置する部屋まで運べないという場合も多いですからね。

部屋に設置できない場合が多い

サイズの大きいクイーンベッドは、設置できる部屋というのが限られてきます。

クイーンベッドを設置するには、どうしても広いスペースが必要となってくるのです。

それと部屋に設置するという以前に、サイズが大きいベッドは部屋まで運ぶのに苦労する、もしくは全く運べないというケースも多々見受けられます。

いずれのケースに遭遇してしまったら、せっかく高い金で購入したのが水の泡となってしまいます。

こうならないためにも設置する予定の部屋がクイーンベッドを設置可能かどうか、それと玄関から設置部屋まで運べるのかどうかを前もって調べておいて、購入した後に公開しない様にするべきです。

ちなみにですがクイーンベッドを設置することのできる部屋の広さは、最低でも8畳は必要なので、把握しておいてください。

ただしあくまでも設置できるギリギリのラインが8畳なので、可能であれば12畳の広さは欲しいところです。

というのも8畳では設置部屋にベッド以外の物が置けるかどうか、例えば本棚であったり場合によっては机とかもそうですね。

それからクローゼットを開けられない、もしくは通路が通れないという問題も起こりえます。

もちろん一概には言えませんが、とにかく設置するためには広い部屋に限るというのは言うまでもありません。

商品のデザインも少ない

商品のデザインについても当然種類が少なく、お部屋のコーディネートにコダワリを持つ人は商品選びに苦労することが多いと思います。

なのでデザインで気に入った物がなくて、かつ大人2人で快適な睡眠をとりたいという場合はダブルベッドを2台購入するのが賢い選択と言えるでしょう。

それが嫌で「どうしてもクイーンベッドでなきゃ!」という場合は、デザイン性については大目に見る(もっと言えば部屋のコーディネートはあきらめる)べきですね。

専用のマットレスも少ない

ベッド自体少ない、商品のデザインも少ない、そしてさらにはクイーンベッド専用のマットレスも少ないのです。

マットレスというのは物によって同じサイズでも硬さが異なります(例えば硬めの物もあれば、柔らかめの物もあるといった感じで)。

シングルやダブルサイズの場合はマットレスの種類も多いので、それと同時にマットレスの硬さも自分好みの物を選ぶことが容易に出来ます。

ところがクイーンベッド専用のマットレスは硬さ問わずに数自体が少ないので、自分好みのマットレスを選ぶのは大変難しいと言えます。

値段が高額になりやすい傾向がある

サイズが大きくなればなるほど値段が上がりやすい、クイーンベッドの場合は数あるベッドサイズの中では大きい方に分類されるので尚更です。

もちろんブランドや商品によって価格は異なりますが、高額には違いありません。

安い物でも1万円からで、高い物になると10万円以上する場合もあります

クイーンベッドを購入する際はお金との相談になりそうです。

クイーンベッドを購入のためのポイント(まとめ)

ここまでクイーンベッドについて色々と書かせていただきましたが、今からその「まとめ」として、クイーンベッドを購入のためのポイントについて、おさらいしたいと思います。

  • 設置する部屋は最低でも8畳(できれば12畳がベスト)
  • 大きいのでデザインやベッド本体、さらにはマットレスの種類が少ない
  • 物によって異なるが、値段は高めである

以上3点がクイーンベッドを購入のために把握しておくべきポイントです。

購入のためには絶対に欠かせないポイントなので、覚えておいてほしいと思います。

最後に

今回のクイーンベッドの記事は如何でしたか?

この記事で何度も触れていますがサイズが大きいので快適に睡眠がとりやすいというメリットがある反面、ベッド自体・デザイン・マットレスなどの種類が少なく、さらには高額になりやすいというデメリットもあります。

これらメリット・デメリットを把握した上で、クイーンベッドを購入しましょう。

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