ベッドをシーンで選ぶ

子供用に2段ベッド購入を考えてみましょう

2段ベッド購入を考えてみましょう

ベッドというのは基本的に1段のタイプが最も多く、そして最も使われることの多い基本的なベッドではないかと思います。

ですが1段だけではなく2~3段のベッドもあるというのも確かです。

1段以上となると、特に一番多いのは2段ベッドではないでしょうか(よく小さいお子さんが2人で使うことの多いベッドです)。

今回は2段ベッドについて紹介したいと思います。

2段ベッドについて

まず最初に2段ベッドについて簡単な説明を行いたいと思います。

2段ベッドとは上と下にベッドが1つずつあるのが特徴で、基本的に子供用として販売されているベッドです(2段目のベッドには専用のハシゴが付いています)。

2段ということで、お子さんが2人いて広くなく、かつ床から天井部分までの高さに余裕がある部屋に設置することができるベッドです。

部屋自体の広さ自体は選ばないのが2段ベッドなので広くない部屋でも置くことができますが、天井までの高さがないと圧迫感を感じるので、そこだけは要注意であると言えます。

丈夫さが最も重要視される

2段ベッドは高さがありますから、強度があるかないかというのが重要視されます。

もっと言えば強度については、2段ベッドを選ぶ上で一番大事なポイントと言っても決して過言ではないのです。

2段もベッドがあるわけですからね。

簡単に言えば「ベッドの上にベッドがある」なので、1段目はもちろんですが2段目の部分は特に強度の高さが重要となってきます。

もしも2段目部分のベッドに強度がなかった場合は・・・・、お子さんが2人寝ているとして、2段目のベッド部分が突然壊れてしまったらどうなってしまうと思いますか?

どうなってしまうかについては想像に難くないと思いますが、ケガ人が発生してしまうのはまず間違いないと思います。

そのため2段ベッドは強度の強さがあってこそ、安心して寝ることができるのです。

安全性の問題なので、この丈夫かどうかという点は、絶対に見逃してはいけません。

価格的に手が出しにくい場合であっても、絶対に強度的に問題のないベッドを選んでほしと思います。

飛び跳ねたりしたら、当然危険である

先ほどの話の続きになりますが、仮にベッド本体の強度に問題が一切ないにしても、飛び跳ねたりしたら当然ながら危険です。

2段ベッドの多くは床板部分にスノコ板が用いられているのが大半です。

スノコ板というのは強度があるのはもちろんですが通気性に優れているため、強度に関する不安を抱える必要がないのと、湿気に強いというメリットが期待できるのは確かです。

とはいえスノコ板がいかに優れているにしても、そこはやはり限界というのが残念ながらあります。

実際に2段目のベッドで飛び跳ねていたら大けがをしてしまったというケースもあるので、お子さんがいるご家庭では、是非とも飛び跳ねさせないように言い聞かせて欲しいと切に願います。

万一飛び跳ねてしまった時に備えて、衝撃を抑えるために2段ベッド専用のマットレスを敷くのが良いでしょう。

いくら飛び跳ねないように言い聞かせても、飛び跳ねないという保証は100パーセントではないですから、そういう意味では予防線を張る必要もあるのです。

長期的に使うには柔軟性があるかどうかも重要になる

小さいお子さんが2人で使用する2段ベッドは、ある問題を抱えています。

それはお子さんが大きくなった時に、2段ベッドを使わなくなってしまうことです。

あくまでも小さいお子さん専用のベッドですから、お子さんが大きくなれば使うことができなくなるというのは、ごく自然なことであります(特にお子さんが男の子の場合は尚更です)。

部屋にしても2人で1部屋ではなく、1人1部屋になっていきますからね。

そのため長期的に使える様にするためには、ベッド自体に柔軟性があるかどうかが重要になってきます。

例えば1段目と2段目の、上下にある2つのベッドをそれぞれ分割し、シングルサイズのベッド2台分として用いることが可能かどうかということが挙げられます。

これが可能であれば成長期の男の子で部屋が分かれていても、難なく使うことができます。

このように将来を見据えておくということも、2段ベッドを選ぶ上では大事なことであると言えます。

機能性も重要視するべし

2段ベッドは機能性というのも重要視されます。

具体的に言いますと、宮棚や収納スペースがあるかどうかという点です。

まず宮棚ですが、これは目覚まし時計などの小物置きやコンセント、さらには照明が付いているのが特徴です。

ベッドのスペースを使ってしまうというメリットがありますが、機能性が高いという意味では大変便利というメリットもあります。

広さを取るか、便利さを取るのか、どちらかを選ぶ必要があります。

次に収納スペースについてですが、2段ベッドの場合は通常のベッドと異なりベッドの下に引き出しがなく、収納ボックスを入れるタイプとなっています。

簡単に言えば備え付けタイプではなく、キャスター付きボックスを2人分並べて収納、あるいは収納スペースとして使用可能なスペースが空いているという感じですね。

この収納スペースがあることによってオモチャなどを片付ける習慣を身に付けさせることもできますし、片付ける習慣が身に付いた後でも物を入れるのに必要になってくることも多くなると思うので、収納スペースというのは必須と言えるのではないでしょうか。

宮棚についてはともかく、最低でも収納スペースはやはり欲しいところです。

カビが発生えてしまう場合がある

これは2段ベッドのデメリットとして挙げられるのですが、使用方法や環境にもよりますがカビが発生してしまう場合があるのです。

なぜかと言いますと、原料に使われている木材というのは種類を問わずに水分を含んでいることに原因があります。

木材というのは基本的には20パーセントの含水率があるのですが、含水率が20パーセントを超えてしまうとカビが発生しやすくなるのです。

特に室内の気温が高くなりやすい夏場では、カビの発生率は高まりやすいです。

冬の時期でも部屋の温度が20度を超えるので、決して油断はできません。

カビを防ぐ方法とは?

カビが発生しやすい環境でベッドを使用しているのであれば、当然カビを防ぐ方法を考え、それを実践しなくてはなりません。

ではどうすれば良いのかと言いますと、まず最初に部屋の換気を行うことです。

部屋の換気は晴れの日に窓を開け、空気の入れ替えを行うのが大事であります。

換気を行うときに、一段と二段のそれぞれのベッドに敷いているマットレスを畳む、あるいはサイドレールに干すというのもカビを防ぐのに有効です。

またマットレスの件もそうですが、除湿器を導入するのも良いかと思います。

除湿器はその名前の通り部屋の湿気を取り除くための道具ですから、可能ならば導入するのが部屋の湿気を取り除くためにはオススメしたくなるアイテムです。

先ほどの換気を行うのも大事ですが同じく大事なのが、結露対策を行うということです。

というのも結露もカビが発生する原因であるというのが、その理由であります。

結露対策の方法としては、ホームセンターに売っているプチプチの結露防止シートを窓に貼ることです。

この方法が結露対策を行う上で、一番安上がりになります。

また金銭的に高くついてしまうのがネックですが、24時間の換気システムを導入したり、部屋の窓を2重にするという結露対策もあります。

最後に

今回の2段ベッドの記事は如何でしたか?

2段ベッド購入に今回の記事が参考になれば幸いです。

関連記事

  1. ガス圧式跳ね上げ収納ベッドとは

  2. ラグジュアリー感あふれるベッド

  3. マットレスの選び方

  4. 北欧スタイルベッド

    北欧風スタイルってどんな??北欧スタイルのベッドを選ぶ!

  5. 子供と3人で使用するベッド

  6. ソファーベッドについて

    ソファーベッドってどうなんでしょう?

  7. マットレスで悩んだときは

  8. ベビーベッドの次はどんなベッドを使うか

新着記事

長く使えるベッドの選び方

ベッドを購入したら頻繁に買い替えるという人はあまりいないと思います。もちろん購入直後に商品に何らかの…

ベッドを通販で購入する場合の注意点

ベッドをこれから購入する、もしくは新しく買い替える予定の方は直接専門店で、あるいはネットの通販サイト…

ラグジュアリー感あふれるベッド

ラグジュアリー、近年になって聞かれるようになった言葉だと思いますが、皆さんはどうでしょうか。いわゆる…

ベッドやマットレスは何年くらい使えるのか

所有しているベッドやマットレス、「別の物が欲しくなった」という理由が出来ない限りは出来るだけ長いこと…

羽毛布団はどのくらい使えるのか

ベッド関連のアイテムはベッド本体に布団や枕など、その他寝具も含めて期間は異なる場合が多々ありますが、…

ベッドの長さはどれくらいなのか

大中小と、ベッドには様々なサイズがあるというのは皆さんご存知の事と思います。サイズというのは大きさ、…

おすすめ記事

ベッドで使われている木材について

ベッドは本体に木材が使われていることがほとんどというのは、皆さんよくご存知ではないかと思います。とは…

枕(まくら)に拘る

ベッドで寝るにしても、布団を敷いて寝るにしても、どちらにしても寝る時に使う必要のある寝具の1つとして…

ローベッドとは?

ローベッドってどうなの?

ローベッドって?ローベッドのメリットとデメリットローベッドという名前のベッドを知っていますか。ほ…

寝具のカラーをどう選ぶか

寝具のカラーといえば昔は白やベージュなど限られた色しか選べなかったというのが実情でしたが、近年は白や…

ベッドを通販で購入する場合の注意点

ベッドをこれから購入する、もしくは新しく買い替える予定の方は直接専門店で、あるいはネットの通販サイト…

ベッドをネット通販で

ベッドを通販で購入してみよう!そのポイントは?

ベッドを通販で購入!選ぶときのポイントとは?ベッドを通販で購入したことはありますか?「通…

ベッドのカラー選び

  1. ベッドのカラー
  2. 安らかな眠りを誘うベッドのカラー
  3. 白いベッドを選ぶ
  4. ウォルナットのベッドを選ぶ

ベッドのサイズ選び

  1. 子供と一緒に寝るベッド
  2. ベッドのサイズを選ぶ
  3. 家族で寝られる連結ベッド
  4. 長さが短いショート丈ベッド

ベッドの基礎知識

マットレスを湿気・カビから守るには

マットレスはご使用の環境によって異なったりもしますが、基本的には外的要因からの悪影響から守ってあげな…

ベッドの組み立て

そもそもベッドの組み立ては1人でできるのか?

ベッドの組み立てって一人でできるの?ベッドの組み立てについてベッドの組み立てをしたことがあります…

マットレスの選び方

ベッドで寝るという人は、ベッド以外にも絶対に必要なものがあります。枕や布団もそうですが、もう一つ必要…

フランスベッド製のベッドを購入する

タイトルに?と感じる人もいると思います(「フランスベッドのベッド???」みたいに)。?と感じ…

圧縮ロールパッケージ仕様のマットレスはどうなのか

近年マットレスの仕様も実に豊富になってきているのは間違いないと思います。構造だけで言ってもボンネル・…

  1. マットレスのメンテナンス方法
  2. 知っているようで知らないすのこベッド
  3. マットレスベッドとは?脚付きマットレスとは??

1人用のベッド選び

狭い部屋でも楽しめるベッド

狭い部屋にベッドを置いて寝る人はたくさんいると思いますが、部屋の狭さゆえに色々と制約があるのではない…

一人暮らしでベッドを使う

一人暮らしでベッドを使う!

一人暮らしで使うと便利なベッドって?ベッドのおすすめこれから一人暮らしを始めようと思っている皆さ…

セミダブルベッドを選ぶ

セミダブルサイズのベッドを検討してみる

セミダブルってどのくらいの大きさなの?使い方は?セミダブルの大きさについて知っていますか?ま…

シングルベッドを購入する前に知ってほしいこと

シングルベッドを購入する前に知ってほしいこと

シングルベッドを購入する前にシングルベッドを購入しようと考えている方は多いと思います。何…

セミダブルベッドを検討する

実は1人用サイズ!セミダブルベッドを購入する前に

セミダブルベッドを購入する前に1人用のベッドとしては基本的にはシングルベッドを利用する人が多いと…

家族用のベッド選び

子供と3人で使用するベッド

子供と3人、別な言い方をすれば3人家族になります。結婚して子供が生まれて、めでたく3人家族となるわけ…

子供と一緒に寝るベッド

子供と一緒に寝るためのベッド選び

子供と一緒に寝るためのベッド選びについて。どんなベッドがいいのか「子供と同じ部屋で、同じベッドで…

クイーンベッドを選ぶ

クイーンベッドの大きさは?

クイーンベッドってどのくらいの大きさなの?購入前に知るべきことクイーンベッドは実際どのくらいの大…

連結できるベッド

連結できるベッドってどんなベッド?

連結ベッドって?連結ベッドのメリットとデメリットについて連結ベッドというベッドを知っていますか。…

子供と一緒に使うベッド

お子さんがいるご家庭では、お子さんが幼少期の内は一つのベッドで一緒に寝るということが多いと思います。…

PAGE TOP