ベッドというのは通常はベッドフレーム(ベッド本体)とベッドの上に敷くマットレスは、それぞれ別々になっています。
なのでベッドを購入する人の大半は、後でマットレスを別途購入しているのですが、そのベッドフレームとマットレスが一体になっているベッドがあるのです。
それがマットレスベッドです。
マットレスベッドはこの後にも説明させていただきますが、簡単に言いますとマットレスに脚が付いているベッドです。
つまりベッドフレームとマットレスが一体型となっているわけであります。
今回はそんなマットレスベッドについて紹介したいと思います。
マットレスベッドについて
まず最初にマットレスベッドについて簡単に説明したいと思います。
マットレスベッドとは先ほども少し説明しました通り、マットレス本体に脚の付いており、ベッドフレームとマットレスが一体になっているのが特徴で、個人的には簡易的なベッドという印象を持っています。
ベッドフレームが無いことによるメリットについて
ベッドフレームが省かれているのがマットレスベッドなので、「ベッドフレームが無いなんて大丈夫なのか?」と心配する方もおられるかもしれませんが、その心配は一切無用です。
いやむしろベッドフレームを省いたことによるメリットを期待することができるのです。
そのマットレスベッドのメリットというのはどういう物なのか、今からいくつか挙げたいと思います。
見た目がスッキリしている
マットレスベッドの特徴としては、まず最初にベッドフレームとマットレスが一体になっているため、ルックル的に見た目がスッキリしているということが挙げられます。
見た目がスッキリしていることによってデザインがシンプルなので、それほど広くない部屋に設置しても、存在感が出過ぎてしまったり変な圧迫感を感じさせないところが魅力的ではないでしょうか。
そのため基本的にどの部屋にも安心して置くことができます。
設置する部屋まで運びやすい
どんなベッドでもそうですが、せっかく購入しても、家の玄関から設置する部屋まで運ぶことができないと購入した意味がありません。
通常のベッドだと広い家であれば問題にする必要性は薄いですが、広くない家になると部屋まで運ぶのが難しくいというケースが多くなる傾向にあります。
家が広くないということは、廊下や階段の幅も狭いということもありますからね。
その点マットレスベッドは、ベッドフレームとマットレスが一体になっているので、通常のベッドと比べると高さが低くなっています。
高さが低くなっていることから、余程のことがない限りは安心して部屋までベッド本体を運ぶことができるでしょう。
ベッド本体を持ち上げやすいというので、ベッド下を掃除しやすいというのも言えますね。
サイズの種類が豊富
シンプルなデザイン構成のマットレスベッドは、サイズの種類が豊富というのもメリットの1つではないかと思います。
サイズの種類が豊富ということは、用途によって自分の欲している種類のベッドを選ぶことができるというわけです。
例えば1人暮らしの方や小さいお子さんの部屋にはシングルやセミシングルなどのサイズが小さい物を選ぶといった感じです。
親子・夫婦・カップルで寝たいという場合には先ほどとは逆にダブル・クイーン・キングなどの大きいサイズのベッドを選ぶのが最善でかつ賢明な選び方だと思います。
これについては簡単に言わせていただきますと、自分の部屋の広さにとって1番最適なベッドを選ぶことが可能という話になります。
ベッドフレームとマットレスが一体となっていない通常のベッドでは、物によってはサイズの種類が少なかったりすることもあるので、そういう意味ではマットレスベッドは優秀であると言えますね。
低価格で購入しやすい
マットレスベッドは、低価格で購入しやすいというのもメリットの一つとして挙げられるポイントの1つです。
これは記事内でも何度も書かせていただいている通り、ベッドフレームとマットレスが一体になっている、言わばシンプルな作りだからです。
ベッドに掛かるコストが少ないので、低価格での購入がしやすいというわけです。
これはベッドフレームとマットレスが一体ではない通常のベッドと同じ寝心地を求めたいという場合に安く購入できるという話でもあります。
そのため「寝心地が同じであればマットレスベッドにする」という人も多いのではないかと思います。
組み立てやすい
マットレスベッドは組み立てやすいというのもメリットの1つです。
その組み立てかたというのは、マットレスの裏側に脚を数か所取り付けるだけですから実に簡単です。
シンプルなのはベッドの構造やデザインだけではなく、組みかたにも同じことが言えるということが分かりますね。
マットレスベッドのデメリット
「マットレスベッドはメリットが多いのでデメリットは気にしなくても良い」、ここまで読んでいただいた方の中にはこうした考えの人も中にはいると思います。
シンプルで購入しやすい、部屋に運んだりベッド下の掃除がしやすいなど、メリットが多いのも確かです。
とはいえマットレスベッドにも、やはりデメリットというのは存在するのです。
そのデメリットとは一体何か、今からメリットと同じくいくつか挙げたいと思います。
収納スペースがない
マットレスベッドのデメリットとしてまず挙げられるのは、ベッド下に収納するスペースがないことです。
ベッドフレームとマットレスが一体となった高さの低いベッドなので、収納スペースは省略されてしまうのです。
そのため本や資料などの物を入れることができないので、ベッドに収納スペースを求めている人には不向きであります。
収納スペースが欲しいという方は、マットレスベッドではなく他のベッドを購入するのが賢明ですね。
マットレスに何かの不備があれば再度購入しないといけない
個人的には一番のデメリットではないかと思うのですが、マットレス自体に何かしらの不備(ヘタってしまうなどの)が見つかれば、再度マットレスベッドを購入しないといけません。
ベッドフレームとマットレスが一体になっているのでメンテナンスができないというのも理由の1つです。
低価格で入手がしやすく部屋まで運びやすいといったメリットがあっても再度購入するというのはそれだけでも面倒ですから、もしマットレスに不備があって再度購入する必要があれば、人によってはメリットには感じない場合が間違いなくあると思います。
マットレスベッドを購入するためのポイント
マットレスベッドとは何か、それからメリット・デメリットについて書きましたが、今からマットレスベッドを購入する上で把握しておくべきポイントについて説明したいと思います。
デメリットを理解しておく
これについてはどのベッドにも言えることではありますが、それはマットレスベッドでも同じことです。
つまりマットレスベッドのデメリットである「収納スペースがない」・「マットレスに不備があると再度購入しないといけない」という2つについて把握しておかないといけないというわけです。
マットレスの仕様を確かめておく
マットレスベッドはマットレス自体の質が、ご自身にとって快適な睡眠を行えるかどうか左右するので、マットレスの仕様(硬めなのか柔らかめなのかといった)を確かめておくのも大事です。
最後に
今回のマットレスベッドの記事が如何でしたか?
マットレスベッドの購入を検討している方々に、今回の記事が参考になれば幸いです。