夫婦やカップルの2人でゆったり快適に、あるいはご家族でお子さんが数人いる事から広いスペースが必要という事でベッドを2台くっ付けて寝るというケースがあります。近年ではこういった事情を考慮してか、連結式のベッドも販売されている位ですからね。ベッド2台をくっ付けて寝るという事は、当然マットレスもベッドのサイズに合わせた物をくっ付ける必要があります。マットレスとマットレスの間にすき間がない様にくっ付ける様にして並べてから寝る訳ですが、これが思った様に上手くいかないというケースを聞く事があります。
例えばマットレスを並べてからしばらく使っていると、気が付かない内にすき間が出来てしまう、という感じです。で、再度隙間を埋めてから使ってもまた同じ様にしばらく経つと隙間がまた出来てしまう、とこんな感じでマットレスとマットレスの間のすき間に悩む人も多いと思います。今回は「マットレスを並べたときのすき間をどう埋めるか」と題し、マットレスを並べた時にすき間が出来やすいという方向けの記事になります。
すき間があると寝にくい
最初に「2つのマットレスの間にすき間が出来ると寝にくい」という点について触れたいと思います。マットレスに隙間が出来てしまうと寝返りを打つ時に違和感を感じてしまうからに他ありません。隙間部分の上で寝返りを打った時に隙間がある事で違和感が生じ、そのせいで目を覚ましてしまうというケースもあります。目を覚まさなくとも夢見の最中で違和感を感じてしまうでしょう。
大人であれば違和感を感じてしまうだけまだマシですが、小さいお子さんの場合では足や手が隙間部分に入って抜けられずに寝返りが打てないという事もあります。それぐらいマットレスに隙間が出来てしまうと寝辛いのです。
赤ちゃんの場合は隙間があるのは絶対にダメ
夫婦+赤ちゃんで寝るという場合、赤ちゃんは真ん中で寝かせるというケースが殆どだと思います。その際にもし2つのマットレスの間に隙間が出来た場合、実は物凄く危険なのです。というのも赤ちゃんは寝がえりが打てないのです。寝返りが打てないのでもしも隙間に挟まってしまうと・・・・・、何を言いたいのかお察し頂けると幸いです。赤ちゃんを真ん中で寝かせる場合には隙間対策は必須で、絶対に怠ってはいけません。
なぜマットレスを並べた時にすき間が出来やすいのか
マットレスを並べた状態でしばらく使っていくと気付かない内にすき間が出来やすい場合があるというのは先ほど書かせて頂いた通りです。そこで気になるのが「なぜしばらく使っていくと、すき間が出来てしまうのか」、つまりは原因ですね。原因として考えられるのは、寝相が悪いかどうか、それから寝返りを頻繁に打ちやすいかどうかがどうかが大いに関係しているのではないかと考えられます。
もっと言えば寝相が悪くて寝返りを打ちやすいと隙間が出来やすいと考えられるのです。寝相が良いとマットレス自体は殆ど動かないので隙間は出来にくく、逆に寝相が悪い+寝返りを打ちやすいとマットレスが動きやすくなるので隙間が出来てしまいやすいという事になると思っています。寝相の悪さと寝返りの打ちやすさの2つは、マットレスのすき間の問題と関係していると言いたいのです。
マットレスそのものにも原因が
マットレスとマットレスの間に出来る隙間、これは寝相の悪さ+寝返りの打ちやすさだけではなく、もしかするとご使用になられているマットレス自体にも原因があるのではないでしょうか。なぜマットレスそのものに原因があるのか、これも個人的な考えではありますが、マットレスの質量が関係しているのではないかと思っています。というのも質量が軽いマットレスだと隙間が出来やすい傾向にあるのではないかと考えているからです。先ほどの話とも関係しているのですが、寝相が悪いのに加えてマットレスの質量が軽いと質量の軽さから余計に動きやすく、隙間が出来やすいという事ではないかという事なのです。
つまり寝相が悪い+寝返りを打ちやすい+マットレスの質量が軽い=すき間が出来やすいと、こうなるのではないかと。逆を言えば寝相が良い+寝返りを打ちにくい+マットレスの質量が重い=すき間が出来にくい、という風になると考えられます。もっともマットレスの質量が軽いと玄関から部屋までの搬入作業が行いやすいという利点もあるので悪い所ばかりではありませんが、すき間が出来にくい点で言えば質量がそこそこあるマットレスに分があると言わざる負えないと思います。
すき間を作らないためにはどうすれば良いか
先ほどまでは「マットレスを並べた時の隙間の出来やさ」についてでしたが、次にその隙間を埋めるためにはどうすれば良いかについての説明を行わせて頂きます。
すき間を埋めるための専用のアイテムを使うべし
マットレスとマットレスの間に出来る隙間を埋める際に最も手っ取り早い方法としては、専用のアイテムを使うのが最もベストな方法になります。その専用アイテムというのは、“すきまパッド”という商品です。“すきまパッド”というのは文字通りマットレスとマットレスの間のすき間を埋めるのに役立つアイテムで、寝相が悪い+マットレスの質量が軽いという悪条件でも“すきまパッド”を使えば安心して眠る事が出来るのです。2つのマットレスの間に隙間を埋める様に挟むだけですから使い方も簡単ですし本当にオススメです。
値段に関しては、物によって異なるので入手しやすさについては商品によって異なるかもしれませんが、大体2~3000円くらいあれば入手は容易で、5000円以上する物もありますが無理して手に入れる必要はないでしょう。ただし2~3000円台で手に入れられる物は商品によっては評価がいまひとつだったりするので、レビューが載っているサイトを見ながらしっかりと吟味するのが賢明です。
マットレスベッドを2台導入するというのもアリ(ただし条件付き)
マットレスの隙間を埋めるためにはマットレスベッドを予め選んでおくというのもアリです(小見出しにもある様に条件付きではありますが)。通常のベッドみたいにマットレスを本体の上に乗せて寝るというスタイルではマットレスがどうしてもズレ易いというのはここまでの時点でお分かり頂けると思いますが、だったらマットレスがベッド本体の代わりであればどうでしょうか。
通常のベッドのそれと比べて隙間が出来にくいのは間違いありません。連結式のベッドであれば心配する必要性はさらに薄まります。マットレスがベッド本体の代わりになっているからこそ隙間が出来にくいというのが導入するのもアリな理由です。
ただしマットレスベッドを導入する場合にはこのベッド特有のデメリットを受け入れる必要が出てきます。例えばマットレスの交換が行えなかったり、お手入れが難しかったりといったデメリットをしっかりと把握する必要がどうしても出てくるのです。これらのデメリットを受け入れられるのであれば、マットレスベッドの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
導入を検討している場合は念のために“すき間まパッド”の購入を忘れないで頂きたいです。通常のベッドのそれと違って隙間が出来にくくはありますが、念のためにも購入しておいた方が良いと思います。
最後に
今回の「マットレスを並べたときのすき間をどう埋めるか」の記事は如何でしたか?
マットレスのすき間を埋める方法を探している方々の参考になれば幸いです。