サイズを問わず、ベッドというのは大きい物です。大きいですから購入する所には行き付けても、寝室に置いて使用するに至るまでの間に最大の難関が2つあります。これについてはサイズにもよりますが寝室に置くのと、もう1つは玄関から寝室までベッドの搬入をするというこの2つが最大の難関ではないかと考えています。
前者については最大の難関とは書きましたが、寝室にピッタリ合いさえすれば問題にする事ではないかとも思います。ですが後者については玄関から寝室まで運ばないといけないですから、玄関~寝室の間で廊下や階段のスペースの関係で運べないとなると、寝室に置く事さえ出来てないわけですから、やはり2つを比べた時に最も最大の難関ではないでしょうか。つまりベッドの搬入に困ってしまうという事なのですが、こういったケースに悩まされる人は案外多いはずです。
購入~使用開始に至るまでの道のりで言えば、正に途中でつまづいているのに他ありません。今回はそんなベッドの搬入に困っている方々のために、「困った時の対処法」について主に書かせて頂きたいと思います。
ベッドを搬入できず困ってしまう人の傾向について
まず最初にベッドの搬入が出来ない時の対処法の前に、ベッドを搬入できずに困ってしまう人の傾向についての説明から始めたいと思います(いわゆる前説になりますね)。
ベッドを寝室まで搬入できずに困っている人というのは、「購入したベッドの大きさと廊下や階段が合っていない」という傾向にあるのだと考えられます。別な言い方をすると階段や廊下が狭すぎてしまい、ベッドを寝室まで運ぶことが出来ないという事ですね。
なぜそうなってしまうのか、その原因というのはいくつか挙げる事が出来ます。
- 階段や廊下の広さを把握できていない
- 階段の構造に問題がある
- そもそも搬入が難しい(あるいは不可能な)ベッドを購入している
自分の欲しいベッドを購入する前に最低でもやる事というのは2つあります。まず最初に部屋の広さ、それから搬入する事を考え階段や廊下の広さに問題がないかの確認を行う事です。この2つは部屋のコーディネートに拘っていないにしても、絶対にやらなければいけない重要事項と言えます。
ただこの件で一番多いのは部屋の広さは前もって調べたとしても、玄関・廊下・階段の広さに余裕があるかまでは調べていないというケースが多いのではないでしょうか。その場合寝室にベッドを置く事は出来るにしても、肝心の寝室まで運べないという結果に陥ってしまうわけです。
「商品が到着、よし運ぶぞ~、あれ・・・・廊下や階段が狭すぎて運べない・・・・」という最悪な結果になってしまうのです。なので搬入する事を考えて部屋の広さだけではなく、玄関・廊下・階段の広さも予め調べておくに超した事はありません。
先ほどの話と似ていますが、2回の寝室にベッドを置きたい場合は当然のことながら階段を上ってベッドを運ばないといけません。その階段の幅の広さに問題が無いという場合は、普通ならば特に気にする必要はないと思いますよね?
ところが階段の構造によってはそうはいかないという場合があるのです。
なぜかと言いますと例えば階段がカーブ上になっていたり、途中で踊り場があって直角になっているために曲がらないといけない場合には、幅に関しては問題が無いにしても搬入できない事もあるのです(特に直角になっている場合はそれが顕著ではないかと思います)。あと書き忘れていましたが踊り場の部分で180度回らないといけない場合も、搬入が大変困難になる場合が多いですね。
寝室の広さはもちろん玄関・廊下・階段の幅の広さに問題が無いという場合でも、ベッドの搬入が難しいケースがあります。可能性としてはあまり高くはありませんが、ないとは言い切れないので念のために事例として挙げさせて頂きます。
理由ともなっているベッドですが、特にサイズが大きくて商品自体が到着時に組み立てられている、いわば完成品で分解が不可能なベッドを購入した場合、ベッド以外に何の問題が無くても搬入作業そのものが難しい場合もあれば不可能な場合もあるのです。難しいと書いていますが可能な場合もあるので、詳しくは口述したいと思います。
ベッドの搬入に困った時の対処法
いよいよ今回の記事の本題でもある、「ベッドの搬入に困った時の対処法」についての説明に入りたいと思います。ベッドの搬入に困った時の対処法を先ほどの「ベッドを搬入できず困ってしまう人の傾向について」と同様にいくつか挙げさせて頂きます。
- 分解してから搬入を行う
- 搬入を専門の業者に依頼する
ベッドの搬入に困った場合に最も行われている方法の1つがこれです。組み立てられた状態のままでは寝室まで運べないにしても、分解さえすれば無事寝室まで運べるというケースもあります。そのため組み立てられた状態のベッドを搬入出来ないという事で諦めてしまってはいけないのです。
ベッドというのは物にもよりますが、基本的には分解できる様に設計されている商品が大半です。特殊なデザインが採用されている物でどうしても搬入できない場合ならともかく、そうでない限りは諦めて廃棄処分にしてしまう事があったら、個人的に大変勿体ないと思うのであります。
ただしデザインが特殊で分解できないのが原因で搬入できないという場合でも、諦めるのはまだ早いです。
分解を行ってもベッドを搬入できないというケースも中にはあって、そんな悩ましい状況に救いの手を差し伸べてくれる様な方法がこの、「搬入を専門の業者に依頼する」という方法です。専門の業者と書きましたが、具体的に書きますと「家具の移動サービスを行う業者」となります。
個人(及び身内や友人などの協力者)ではベッドを含む家具を目的の位置に搬入させられないという場合には、こういった家具移動を行う業者に搬入を依頼するというのがベストな方法と言えます。このサービスを行うのは便利屋(あるいは“何でも屋”)と呼ばれる顧客のいかなる要望にも応じてサービスを行う業者と、皆さんご存知の引っ越し業者の2種類の業者です。
業者に搬入を依頼する事について
先ほどの業者にベッドの搬入を依頼する件について、もう少し詳しく説明させて頂きます。
- 便利屋にベッドの搬入を依頼する場合
- 引っ越し業者に依頼する場合
便利屋にベッドの搬入を依頼した場合、ケースによりけりではありますが、基本的には1万円前後の料金が掛かります。ベッドの搬入の際に万一に穴が開いてしまった時は、現状復帰を行う所が大半ですから、安心して依頼できる所が多いです。
ただし業者によって現状復帰しない所もあるかもしれないので、詳しくは依頼する業者のホームページをチェック、あるいは問い合わせを行うのがベターです。
引っ越し業者にベッドの搬入を依頼する場合は便利屋と比べて異なる部分があります。基本的には1万円前後と言われてますが、普通にベッドを搬入できないという場合に吊り上げや吊り下げという方法になる時に人員がある程度必要になるので2万円掛かってしまう事もあれば、クレーンを使う際に3万円掛かるケースもあります。
あと引っ越し業者は忙しいか忙しくないかでも値段が大きく異なってきます(例を挙げると3~4月の忙しい時期は料金が3倍以上になったり、逆に平日の余裕がある時には値段が安くなったりもします)。
もっとも大手の引っ越し業者の場合は料金は固定化されているので、料金は1万円前後と考えて間違いないでしょう(なので引っ越し業者に依頼する際は大手の業者にするのがベターと言えますね)。
最後に
今回の「ベッドの搬入に困ったら」は如何でしたか?
ベッドの搬入に困る前に今回の記事を参考にして頂けたらと思います。