お子さんがいるご家庭では、お子さんが幼少期の内は一つのベッドで一緒に寝るということが多いと思います。そのため基本的にはお子さんと一緒に寝るためのベッドを購入したいと考えるのは自然な流れであるのは想像に難くないですが、とはいえベッドにもたくさんの種類があります。
種類がたくさんあるために「子供と一緒に寝るために、どのベッドを購入すればよいのだろう」と思い悩むというケースはよくあるのではないでしょうか。
今回はそんな親御さんのために、「子供と一緒に使うベッド」と題して、子供と一緒に使うベッドの紹介をさせていただきます。
子供と一緒に使うベッドとはどんな物なのか
まず最初に子供と一緒に使うベッドとはどんな物なのか、について説明したいと思います。
子供と一緒に使うベッドとうのは、基本的にはベッド全体のサイズ的には大きいベッドでないといけません。大人2人に加え子供1人と一緒に寝るわけですから、シングルやダブルといった比較的サイズの小さいベッドではそれぞれのベッド1台ではまず寝ることができません。家族そろって寝るにはあまりにも小さく、せま過ぎるという問題があるからです。なのでクイーンやキングといった大きいサイズでなら、家族そろって快適に眠ることができると言われています。
ですが長い目で考えるとサイズの大きいベッドを導入するというのは、あまりオススメできない場合が多いのです(詳しくは後述させていただきます)。
小さいサイズのベッドでも工夫次第で親子揃って眠ることは可能
サイズが小さいベッドでは親子そろって寝るのは無理だと先述しましたが、確かに1台だけでは不可能と言っても過言ではありません。そこでどうすれば良いかと言いますと、2台設置して使うという方法を取るのが良いのです。
クイーンやキングサイズなどの大きいベッドは値段が高い場合が大半で、一方のシングルやダブルサイズといったベッドは値段的に安く購入しやすいので2台購入してもサイズの大きいベッド1台購入するよりも金額的に得しやすいと思います。
そして将来的に親子揃って使うのではなく夫婦2人、あるいは1人だけで使いたいという場合も大きいサイズより小さいベッドの方が使いやすいというのもあります。大きいベッドを将来もずっと愛用していきたいという場合は別ですが利便性を考えると、その方がむしろオススメだったりします。
大きいサイズのベッドを導入するのが難しい理由
大きいサイズのベッドを導入しづらい理由というのは、まず最初にサイズその物にあります。サイズが大きいということは、大きいベッドを部屋に1台導入するのは難しいという場合があるのです。
大き過ぎて部屋に入らない、仮に入ったとしても「ベッド1台が目立ってしまい窮屈さを感じてしまう」といった結果を招くでしょう。部屋に置けた場合は窮屈さを感じるだけでなく、物(本棚など)を置くにも苦労すると思います。
部屋に置けるか置けないか以外にも、金額的な問題というのもあります。サイズの大きいベッドは、商品によって多少の変動があるとはいえ、基本的に高めの値段設定がされているのです。なので手が出せないというケースも結構あるかと思います。
最後になりますが、サイズの小さいベッドと違って流用しづらいというのも大きいサイズのベッドを導入しづらい理由の1つです。先述した話ではありますが将来を見据えた場合、購入当初は親子そろって寝るにしても、将来お子さんが自分の部屋で寝る、さらに夫婦で別々の部屋で寝るという場合で1人だけ大きいベッドを使用するというのは勿体ないと感じることもあるのではないでしょうか。体の大きい方はそう感じない場合でも、体の小さい方にとっては特にそう感じることが多いと思います。それに同じ部屋で寝るにしても1人につき1台のベッドを使うというケースもあるでしょうからね。
子供と一緒に使うベッドを選ぶ上でのポイント
今から子供と一緒に使うベッドを選ぶ上でのポイントについて、いくつか説明したいと思います。
将来を見据えて購入を検討する
これは先ほどからの話でもありますが、これについては購入しようかと考えている段階においては、やはり必須であると個人的にも強く思います。
大きいサイズのベッドを購入するか、サイズの小さいベッドを2台購入するかどうかという話になりますが、これは将来を見据えてどうするかを考えないといけません。最初の内は親子揃って一緒に寝るにしても、その後は一緒に寝ることはなく、親と子供は別々の部屋で寝るというのが基本ですからね(あくまでも基本的には、ですが)。なのでお子さんと一緒に寝ることのできる時間は無限ではなく有限、つまり限られているというわけですね。
こういった将来のことを考慮するとクイーンやキングなどの大きいベッドではなく、むしろシングルやダブルなどのサイズの小さいベッドを2台購入(個人的にはシングルよりもサイズの大きいダブルサイズがオススメ)するという方法がオススメになります。この件については今回何度か触れている話でありますが、大きいベッドではベッド自体の広さ・金額・流用しづらい、これら3つの問題を考えるとオススメできないというのもそうですね。
ただ大きいサイズのベッドはベッド自体が広いということもあって余裕を感じられ、そのため気持ちよく眠りやすいというのも確かです。そのため将来的にも大きいサイズのベッドの方が良いという人もいると思います。
要は金額や流用のしやすさ(将来ベッドを1人1台で使うといった)を考えてサイズの小さいべっどを2台購入する、あるいは睡眠のしやすさから敢えて大きいサイズのベッドを購入するかということになりますね。
高さの低いローベッドタイプを選ぶ
子供と一緒に寝るということを考えると、安全性の問題というのも考慮しないといけません。それはサイズの大きいベッドでも、逆にサイズの小さいベッドでも、サイズを問わずにどんなベッドにも同じことが言えるのは間違いありません。なので購入するベッドは高さが低いローベッドタイプを選ぶことをオススメしたいのです。
高さのあるベッドでは、万一お子さんがベッドから落ちてしまった時にケガしやすくなることも考えられます。ローベッドであれば、高さのあるベッドと比較するとケガしやすくなるリスクを減らすことが可能です。もちろん完全にないとは言い切れませんので、その点はご了承ください(ローベッドタイプでも万一のことが考えられますからね)。
万一ベッドから落ちてしまった時のことを考えて、落ちた際の衝撃を吸収してくれる、衝撃吸収シートをベッドの横に敷くのも忘れてはいけないと思います。
隙間パッドなどのアイテムが必要な場合がある
これはサイズの小さい2台のベッドを購入するという場合に限った話になりますが、ベッドとベッドの間に隙間ができてしまうと、場合によってはその隙間から落ちてしまうことも考えられるのです。
そんな時に役立つのが隙間パッドというアイテムです。
名前の通り、ベッドとベッドの間の隙間を埋める役割があるので、サイズの小さい2台のベッドを購入したときには忘れてはいけないアイテムと言えます。
最後に
今回の「子供と一緒に使うベッド」についてこ記事がいかがでしたか?
子供と一緒に使う時間は限られているというのはもちろんですが、将来を見据えてベッドを選ぶ必要があったりするなど、いくつか把握しておくべきポイントがあるというのは確かということがお分かりいただけたら幸いです。