シングルベッドを購入する前に
シングルベッドを購入しようと考えている方は多いと思います。
何と言っても手軽さがありますからね。
そんな手軽さのあるシングルベッドを購入しようと考えている人に聞きたいことがあります。
それは「知っておくべきポイントを把握しているかどうか」ということです。
シングルサイズに限った話ではありませんが、ベッドというのはサイズ的に「これで良いかな~」と思って購入するのは良くないのです。
今回は“シングルベッドを購入する前に”というタイトルを元に、購入する前に把握しておいてほしいポイントなどを紹介したいと思います。
シングルベッドについて
まず最初にシングルベッドを購入する前に把握してほしいポイントを説明する前に、シングルベッドについて簡単な説明をさせて頂きたいと思います。
シングルベッドというのは1人用の代表的なベッドで、数あるベッドのサイズの中では最も基準となるサイズのベッドです。
寸法は大体90~100cmあたり(メーカーによっては多少異なる)が多く、体の大きさ的には大きくもなく小さくもない、ちょうど良い体の大きさの大人1人が寝るためのベッドの基本サイズとしては「狭くもなく広くもない」というちょうど良い感じの大きさです。
価格的にも安くてデザインも豊富にあることから、商品の選択肢も多く自分好みのベッドを選びやすいという特徴もあります。
シングルベッドを購入する前に把握するべきポイントとは?
価格も安くデザインも豊富、かつ手軽という事で人気の高いシングルベッドではありますが、購入を検討している段階でいくつか把握しておいてほしいポイントを外してしまうと後悔する可能性が高くなります。
後悔することのない様に、今からシングルベッドを購入する前に把握するべきポイントを一つずつ説明していきたいと思います。
価格だけで選ばない様にする
シングルベッドは前述した通り、数あるサイズのベッドの中では価格的にお買い求めしやすいという特徴があり、購入する側としては出来るだけ安い物を選びたくなるのも分かります。
ですがあまりにも安過ぎるものを選んでしまうと、作りの悪さからくる寝心地の悪さとヘタりやすさに悩まされることになり、「安い値段で購入するんじゃなかった」と後悔してしまうのです。
そのため出来る限り安い価格で購入したいという場合には、ベッドフレームとマットレスがセットになっているシングルベッドをオススメしたいと思います。
というのもベッドフレームとマットレスは最近別売りにされていることが多いので単体よりもセットの方が安く手に入れやすいというのがその理由です。
さらにはマットレス自体が安売りになりにくいというのと、先ほど書いた“寝心地の悪さ”に悩まされるのでセット売りのシングルベッドを購入するべきなのです。
デザイン重視の場合はベッドメイキングした状態を想定して選ぶ
シングルベッドに限らずベッドを購入する際の基準の一つとして、デザインを重視するという人も中にはいます。
要は見た目重視ということですね。
もちろん中にはデザインを重視しないという人もいると思いますが、その逆のパターンもあるというわけですね。
ただデザインを重視するという場合にはサイズの小さいシングルベッドでも、ある問題点というのがあります。
それはデザインを重視して選んだとしても、実際に使用し始めた時にはベッドカバーや布団に覆われてしまうので、全体の6割以上は見えなくなっているということです。
ということはデザインを重視したにも関わらず、全体の4割程度しか見えないとも言え、デザイン重視で選んだ意味が薄らいでしまい、「想像してたのと違う」という結果に終わってしまう可能性も否定できません。
そうした理由からもデザイン重視の場合は、ベッドメイキングした状態を想定して選ぶようにするのがベターと言えます。
自分の体の大きさに合っているかどうか確かめる
シングルベッドは確かに1人用のベッドではありますが、例えば体の小さい人やお子さん、それから大き過ぎず小さ過ぎずといった人が使うには問題ありません。
ただし体の大きい、特に体格の良い男性が使うには小さ過ぎるという場合があります。
窮屈さを感じたり寝返りを打つのが難しいなどの問題があるので、そうした人にはシングルベッドをオススメすることが出来ません。
そのため1人でシングルベッドを使うという場合は、体の大きさも視野に入れておかないといけないのです。
家族でシングルベッドを使いたい時は2台くっつける
あくまで1人用として使われるシングルベッド、お子さんが1~2人いる家族が1台使うというのはサイズ的に考えて無理があります。
かといって家族3~4人で1台快適に使えるキングサイズのベッドというのも、価格も高くデザインのバリエーションも少ないという欠点があります。
そうなると家族3~4人でベッド1台使いたいとなると、シングルベッドの2台くっつけるというのが最善の方法だと考えます。
2台くっつけるということは2台購入する必要がありますが、元々価格的に入手しやすいシングルベッドですから、価格的に入手しずらいキングサイズのベッドを購入するよりも安上がりになります。
特にオススメなのはフレームのないマットレス一体型のベッドです。
フレームがないのはマットレス同士がよりくっつきやすくなるというのもありますし、マットレス一体型が良いのもシングルベッドを繋げた境目の寝心地の悪さを軽減することができるという点が挙げられます。
ただそれでもベッドを繋げた境目が気にしまうという場合もあると思います。
そんな時は“すきまパッド”や“すきまスペーサー”といった境目の隙間を埋めるアイテムを使うのが良いです。
マットレスを吟味しながら選ぶ
ベッドというのはシングルに限らず、どんなサイズでもマットレスが寝心地を左右します。
マットレスにはスプリングというのが使われていますが、そのスプリングが質の良い物であれば寝心地の良さは保証されていると言っても過言ではありません。
とはいえ上質なスプリングが使われたマットレスとなるとベッド自体も高価な物になりますし、それが自分自身にマッチングするとも限りません。
ベッドフレームとの相性もありますし、他にもスプリングがウッドタイプのものであったり、さらにはダブルマットレスを使用すれば寝心地は大きく変化するのです。
そのため自分にとって寝心地が良いかどうかというのがシングルベッド選びをする上で候補に挙がっている場合は、マットレスを吟味するというのがオススメです。
最後に
今回の“シングルベッドを購入する前に”はいかがでしたか?
シングルベッドというのは何度も書かせていただいた通り、安くてデザインも豊富なことから数あるサイズのベッドの中では最も購入しやすいのは確かです。
一方で購入するにあたっては把握しておくべきポイントというのが今回の記事を最初から最後まで見ていただいた方には分かっていただけると思います。
体の大きさよってはシングルベッドが良かったりそうでなかったり、使う人数によっては1台ではなく2台くっ付けて使用するといった感じで使い方を工夫する必要があるなど、奥が深いベッドと言えるのではないでしょうか。
向き不向きがあるのはもちろん、工夫するだけで様々な用途に使うことが出来るという多様性をシングルベッドは持っていると個人的に思います。