ベッドの基礎知識

赤ちゃんと一緒に寝るベッド

子供が生まれるとしばらくの間、赤ちゃんと一緒に添い寝する親御さんは結構いると思います。しばらくの期間そうなると思うのですが、そうなると一緒に添い寝するためのベッドが必要になるというのは想像に難くない話ではないでしょうか・赤ちゃんと一緒に寝るという場合には安全面に気を付ける必要がある、これも想像に難くない話ですが、それでも難しい局面というのがあったりするものなのです。

それは「どんなベッドが良いのか」という事です。安全面に配慮したベッドが必要というだけでは具体性に欠けてしまいますからね。今回は赤ちゃんと一緒に寝るためのベッドはどんな物が良いのかを知ってもらうための記事にしたいと思います。

赤ちゃんとベッドで一緒に寝る上での大事なポイント

赤ちゃんとベッドで一緒に寝るというのは冒頭でも書いた通り、安全面に配慮する必要があるというのは当然の事であると言えます。赤ちゃんの場合はベッドから落ちてしまうという危険性は極めて低いと言われているのは確かですが、それでもベッドから転落してしまうという事故が起きてしまうという可能性も否定できませんからね。赤ちゃんがベッドから落ちるなどのケガをしないためにも安全面は絶対に欠かせないポイントと言えますが、他にも大事なポイントというのはあるのです。

赤ちゃんと一緒に寝るのに良いベッドという本題に入る前に、まずはその大事なポイントについて触れたいと思います。

  • 赤ちゃんの衛生面に配慮する
  • 赤ちゃんはベッドから転落する可能性は低いというのを先述したと思います。ですがベッドからの転落よりも心配する必要のあるのが、赤ちゃんの衛生面に配慮する必要があるという事であります。

    衛生面というのはアレルギーに感染しないように注意するという事ですが、特に親御さんがアレルギー持ちの場合は特に気を付けないといけません(アレルギーに対して不安を抱えている場合は高さのあるベッドが一番安心できます)。

  • 授乳がしやすいかどうか
  • 赤ちゃんと一緒に添い寝する期間は起きてから夜泣きした際に母乳をあげるのが基本ですよね。ですがどんなに赤ちゃんの事に気を配るにしてもさすがに夜ですから、お母様も半分は寝ている状態に違いありません。

    なので一緒にベッドで寝る時には出来る限り授乳のしやすいベッドをセレクトするのも大事ですね(特にフロアベッドなどの高さの低いタイプのベッドは授乳がしやすいのでオススメです)。

  • 夜泣き対策
  • 赤ちゃんが夜泣きするというのは避けられない場合が大半ではないかと思います。

    それを踏まえた上でなぜ夜泣き対策をする必要があるのかと言いますと、それは旦那さんにたいして配慮する必要があるからです。特に仕事が夜遅くになって帰宅する事が多いという場合には疲れが溜まっている事を考えると、仕方のない事とはいえ赤ちゃんの夜泣きは旦那さんにとってはストレスになってしまう事もありますからね。

    もちろん赤ちゃんが滅多に夜泣きしないのであれば特に気にする必要はないかなとも思いますが、頻繁に夜泣きするという場合にはやはり夜泣き対策は必須と言えるでしょう。例えば旦那さんは奥さんと赤ちゃんとは別の部屋で寝るといった感じですね。

赤ちゃんと一緒に寝るのにオススメなベッドとは結局何なのか

赤ちゃんと一緒に寝るのにオススメなベッドというのは、一概には言えないと言った方が良いかもしれません。

というのも先述していますが親御さんがアレルギー持ちの場合は高さのあるベッドを、授乳しやすさを優先させたい場合はフロアベッドと言われる高さの低いベッドが良いといった感じで、ベッドに対して何を求めているかで異なったりするのです。そのために赤ちゃんと一緒に寝るためのベッド探しで苦労したというケースは結構多いのではないかと思います。

  • 状況に応じて柔軟に対応できるベッドを選ぶべし
  • 先述した様に赤ちゃんと一緒に寝るベッド選びは、ベッド事情について知らない方は苦労すると思いますが、そんな苦労も感じさせない方法があります。

    それが「状況に応じて柔軟に対応できるベッド選ぶ」という事です。もちろんこれについて前もって知っておくべきではありますが、これを知ることによってベッド選びに苦労せずに済むのです。

    ではどんなベッドが良いのかと言いますと、赤ちゃんと一緒に寝る場合には用途も考えて、高さ機能が調節できるベッドが良いと思います。高さ機能が調節できるタイプのベッドであれば、授乳がしたい時には高さを低くできますし、アレルギーが気になるという場合に高さを高めにするという感じで柔軟に対応できるのです。「授乳を重視したいのに高さが少しあるのでやりにくい」とか「アレルギーが気になるのに高さが低いかも」といった問題を解消できるので、高さ調整機能が付いたベッドは特にオススメしたいですね。

  • ジョイントタイプのベッドもオススメ
  • ジョイントタイプのベッドは将来的にお子さんが大きくなって1人で寝たいという時にベッドを分割出来るので、1台はお子さん用でもう1台は夫婦用といった感じで長期的に使用できるというメリットがあります。

    家族揃って寝る時はベッドを連結した状態で使用し、お子さんが自分の部屋で1人で寝たいという場合には連結した状態を解除して、夫婦とお子さんで別々に使用できるという使い勝手の良さから連結タイプのベッドもオススメします。

赤ちゃんが生まれる前から使っているベッドを上手に使う方法もある

赤ちゃんが生まれる前から使っているベッド、生まれた後も使いたいというご家庭もあるでしょう。それまで使っていたベッドを赤ちゃんが生まれた後でも継続的に使うという方法もあるにはあります。

そこで今から赤ちゃんが生まれる前から使っているベッドを、その後も上手に利用する方法を紹介したいと思います(ここではダブルサイズのベッドを使っている事を前提とさせていただきます)。

  • ダブルサイズのベッドを上手に使う方法
  • ダブルサイズのベッドというのは基本的に大人2人が寝るのに適しているサイズのベッドです。なので赤ちゃん+夫婦という組み合わせで寝るのには適していないのです。

    ではどうすれば良いかと言いますと、例えばベッドには赤ちゃんとお母さん、旦那さんは布団で寝るという方法です。家族揃って1つの部屋で寝る事と、使うベッドがダブルサイズで赤ちゃんと一緒に寝たいという場合には、この方法も良いのではないかと思います。家族揃ってダブルサイズ1台で寝るというのは無理がありますが、少なくとも赤ちゃんとお母さんは一緒に眠る事が出来ますからね。

  • ダブルサイズのベッドでも家族揃って寝るという方法はある
  • 先ほどダブルサイズは大人2人で寝るのに最適で、赤ちゃんと一緒に寝る場合には赤ちゃん・お母さんの組み合わせで寝るのに最適であると書きました。ですが場合によっては家族揃って3人で寝る事も可能ではあります(ただし場合によってはです)。

    どうしたら家族3人でダブルサイズのベッドで寝れるのかと言いますと、夫婦2人の体が小さいのと寝相が良いという条件さえあれば可能です。体が小さければそれで良いというのではなく、寝相が良くないと赤ちゃんを窒息させてしまうという重大事故を引き起こす可能性もあるのです。

    体が小さくて寝相が良ければダブルベッドで寝れる事も可能とは書きましたが、安全面的に考えると正直オススメしにくいというのが本音です(ただし今まで使い慣れているベッドで寝れるという安心感があるというのも確かではありますね)。

最後に

今回の「赤ちゃんと一緒に寝るベッド」は如何でしたか?
赤ちゃんと一緒に寝るためのベッド探しに苦労している方々の参考になれば幸いです。

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