ベッドをシーンで選ぶ

スペースを有効利用!ロフトベッドを検討する

ロフトベッドを検討する

ロフトベッドを検討する

ベッドにも様々な形態の物がありますが、その中でもロフトベッドというのは特殊な部類に入るのではないでしょうか。

簡単に言えばロフトベッドは高い位置にベッドがあって、下に勉強机や本棚などを置ける収納スペースがあったりするベッドです。

普通のベッドとは少し違うということで、馴染みのない方も多いと思います。

今回はそんなロフトベッドを紹介したいと思います。

ロフトベッドとは?

今からロフトベッドとは何か、について最初に説明させていただきたいと思います。

ロフトベッドとは最初の方でも触れた通り、ベッドが高い位置にあり、その下には本棚やデスクなどを設置するスペースがあるのが特徴のベッドです(ちなみにロフトというのは屋根裏や中二階を意味します)。

この後にも説明しますが商品によっては本棚やデスクが備わっているロフトベッドもあります。

ロフトベッドはいくつかの種類ある

厳密に言わせていただきますが、実はロフトベッドというのはシステムベッドやハイベッドなど、いくつかの種類があるのです。

まず最初にシステムベッドですが、ベッド下にデスク(または勉強机)や本棚が組み合わさっている子供部屋専用の機能的なベッドとして販売されている物が、システムベッドと言われています。

次に2つ目のハイベッドですが、システムベッドとは異なりベッド下が本棚やデスクなどが何もなく空間になっているのが特徴のベッドです。

ベッド下の空きスペースをそのまま空間として使ったりするのも良いですし、本棚やデスクなどを別途購入して設置することもできるなど、使い方が豊富なのが魅力と言っても過言ではありません。

本棚やデスク以外にもソファーを設置するのも良いと思います。

システムベッドとハイベッド、それぞれ異なる部分もありますが、高い位置にベッドがあるという共通点があるのは確かです。

2段ベッドという物もある

書き忘れていましたが、2~3段ベッドというのもロフトベッドの数ある種類の一つです。

どういったベッドなのかと言いますと、2段ベッドはベッドが上と下に2つあります。

3段ベッドはそれに加えて引き出しが付いており、ベッド2つに引き出し一つなので3段ベッドなのです。

ロフトベッドはどういった人にオススメなのか

ロフトベッドは設置する部屋の高さ(床から天井までの)に問題がなければ大丈夫であれば、省スペースで設置可能なので、設置する場所を選ばないという利点があります。

そういう意味ではワンルームマンション(あるいはアパート)に住んでいる、あるいは高さに余裕はあるけれども部屋自体は広くないという人にオススメしたいベッドと言えます。

それからお子さんを持つご家庭であれば、お子さんの子供部屋用に購入するというのも、部屋が広くないという先ほどと同じ理由の場合は特にオススメしたいと思います。

狭いスペースに効率よく設置できるという意味ではロフトベッド以上の物は無いと言っても過言ではないのではと考えます。

ロフトベッドを選ぶポイントとは?

どのベッドでもそうですが、ロフトベッドも当然選ぶ上でいくつかのポイントというのがあります。

そのポイントを把握しておくことで、ベッド選びに失敗するというリスクを減らすことも可能なのです。

ではロフトベッドを選ぶ上でのポイントとは何か、今からいくつかのポイントを挙げていきたいと思います。

床から天井までの高さに余裕があるか

これについては少しだけ先に述べてましたが、ロフトベッドは高さのあるベッドなので、床から天井までの高さに余裕がないと設置することができないという点を忘れてはいけません。

ベッドから天井までの距離が近過ぎると圧迫感を感じてしまったり、頭をぶつけてケガをする可能性もあるからです。

限られたスペースでも設置できるというのがロフトベッドの魅力ではありますが、天井の高さが設置するには足らないという場合には、ロフトベッドの導入は残念ながらできません。

なので購入前には床から天井までの高さを確認する必要があるのです。

材質によっての特性を理解しておく

ベッド自体が高い位置にあるロフトベッドは材質によっての特性がモロに出るので、その材質の特性についても購入前に理解しておく必要があります。

ロフトベッドに使われているのは木材、あるいはスチール(鉄)の2つです。

まず木材のロフトベッドですが、パーツが木で構成されているために分解や組み立てが容易であったり強度があるという利点があります。

ですがその一方でミシミシと音を立てやすいというキシミやすさがあるといった欠点があります。

特にシステムベッドやハイベッドについては支点が少ないので、これがキシミの原因となります。

それらのベッドでキシミが気になるのであれば、支点の多い2~3段ベッドを選ぶのが賢明と言えます。

次にスチールタイプのロフトベッドですが、このタイプはベッドの横部分が補強されているのかどうかで強度的にも丈夫さ的にも大きく変わります。

また収納の網になった壁が付いたり、他にも机などが固定されてくっ付いているという場合でも、強度や丈夫さに影響してきます(強度や丈夫さが強くなるので)。

ベッド底面は針金の格子(こうし)で構成されてない物が良い

なぜベッド底面は針金の格子で構成されてないロフトベッドが良いのかと言いますと、万一に沈み込んで歪みが発生してしまうとカッコ悪く見えてしまうからです。

ただしベッド底面は針金の格子で構成されている物でも沈み込んだりする心配のない、あるいは硬質のマットレスを使うことで、この問題をカバーすることは可能です。

沈み込まない・硬質なマットレス以外には、ウレタンマットレスを使うのもOKです。

ベッドには宮(頭側に物入れや電灯とか付いている)があった方が良い

宮がないロフトベッドは物が置き辛いというのがあったり、数年程度の使用を想定して作られているために長期間の使用に適さないという点があります。

他にも頭をぶつけてケガしやすい、揺れたりしてキシミやすい、トイレに行くのに若干の不便さがあるという欠点も挙げられるので、そういう意味でも宮付きのロフトベッドをオススメしたくなるのです。

なお宮付きのロフトベッドを選ぶ際にはその向きと閉口部(下に保護の筋交いや棒がなく、出入り可能な部分)の方向を予め確認するのも大事になります(材質が木材の場合は下を3方囲んでしまうが故に向きを変えられない物が多いので)。

使い方を工夫してトラブルを防ぐ
ロフトベッドは物によっては欠点もありますが、その欠点を補うべく使い方を工夫すれば大丈夫な場合があります。

ではどうすれば良いかというのか、その方法についていくつか挙げます。

壁との間のキシミ

壁とベッドの間でキシミが発生する場合は、間に毛布を折って挟むと音が吸収されるので、キシミを解消することができます。

床が擦れる

床が擦れる、あるいは擦れかけている場合は下にカーペットを敷くのが良いです。

体重が重い場合

ご自身の体重が重い場合は、購入予定のロフトベッドがその体重に耐えられるかどうかの確認を行ってください。

あるいはハイベッドを購入し、ベッド部分を荷物置き場にして、下の空間部分で寝るという方法もあります。

最後に

今回のロフトベッドの記事は如何でしたか?

ロフトベッドにも種類があったり(システムベッド・ハイベッド・2~3段ベッドなど)、欠点があればカバーすることも可能といったことなど、知れば知るほど奥が深いベッドではないかと思います。

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