ベッドに敷布団はだめ?マットレスと敷布団について
ベッドはマットレスを敷くのが当たり前です。しかし、マットレスでは寝心地が悪いなと感じる人は多くいることでしょう。そんな時に敷布団をマットレスの代わりに敷いてみてはどうだろうかと考えることがあることでしょう。では、マットレスの代わりに敷布団を敷いてもいいのでしょうか。ベッドの構造上、マットレスを敷いても危険性などはないのでしょうか。マットレスの代わりに敷布団を敷く場合について今回は紹介していきます。
ベッドにマットレス?それとも敷布団?
ベッドにマットレスではなく、敷布団を敷くということはいいことなのでしょうか。ベッドの構造上危険性はないのでしょうか。実は、ベッドに敷布団専用のベッドがあります。マットレス以外の敷布団を敷いてもいいよという専用のベッドになります。その専用のベッドでなくては、マットレス以外のものを敷いてはならないのです。
なぜかというと、マットレス専用ベッドに敷布団を敷いて寝てしまうと、マットレス専用に作られているベッドなので耐久性が弱くなってしまい、部分的に力が入ってしまうため、床板が割れてしまう危険性があります。しかし、敷布団専用ベッドでは、敷布団を敷くことを想定して作られていますので耐久性も力のかかる部分のバランスもしっかりと取れています。なので、マットレス専用ベッドには敷布団をしてはならないのです。敷布団をどうしても利用したい人は敷布団専用ベッドを購入しましょう。
敷布団のメリット
敷布団専用ベッドのメリットとはどういったものがあるのでしょうか。敷布団専用ベッドのメリットについていくつか紹介してきます。
1、布団の上げ下げがラクになる
床に布団を敷く場合は必ず上げ下げしなくてはなりません。腰や肩・ひじ・ひざといった関節に大きな負担をかけ、一日二回行う必要があるのでとても面倒です。しかし、ベッドフレームに布団を敷くことで、押入れに布団を片付ける必要がなくなります。
2、布団を収納するスペースが不要
布団を片付けないでそのままの状態にするのであればメリットになります。ただ敷布団はマットレスと同じように考えるわけにはいきません。構造が違うので、敷布団は敷布団なりのメンテナンスが必要になります。なので、布団の収納スペースが確保でき、上げ下げに問題がなければ片付けるほうがいろんな意味でいいと言えます。布団の位置が高くなった分だけ楽にはなります。
3、硬いのが好みなら寝心地がいい
床で寝るような硬い敷布団が好きじゃないなら、この方法はやめる方がいいでしょう。あまりメリットはありません。しかし、硬いのが好みの場合は大いにメリットになります。
4、床よりもカビに強い
ベッドの場合、床に敷くよりも空気の通り道を確保しやすいので、カビには強いと言えます。
5、好みの硬さにしやすい
ベッドマットレスの場合、好みの硬さにするにはマットレス自体を変えたり、マットレスの上になにか敷パッドのようなものを入れることで硬さを変えています。敷布団も似たようなものですが、ベッドマットレスよりは硬さを調整しやすいでしょう。
このようにマットレスではなく、敷布団にすることによっていくつかのメリットが発生してきます。マットレスのもちろんいいですが、敷布団にして寝てみるのもいいでしょう。その場合は、しっかりと敷布団専用のベッドを選ぶようにしましょう。
敷布団のデメリット
マットレスではなく、敷布団を敷く場合、デメリットはあるのでしょうか。敷布団のデメリットについていくつか紹介していきます。
1、敷布団またはベッドフレームが必要になる
今まで、床で寝ていた人はベッドフレームを新たに購入しなくてはなりません。
また、マットレスで寝ていた人は敷布団とは別に敷布団専用のベッドが必要になってきます。なので、最初は少しお金がかかってしまうことでしょう。
2、広いスペースを確保しなくてはならない
元々、ベッドなく床で布団で寝ていた人は布団を収納していたことでしょう。しかし、ベッドの場合はベッドを収納できません。なので、ベッドを置くスペースが必要になってきます。
3、敷布団のメンテナンスが必要になる
マットレスは通気性を考えてあって、頻繁に乾燥させなくても大丈夫な構造をしています。もちろんたまに立てかけて風を通したり、乾燥機をかけるのは湿気対策に効果的です。でも敷布団はマットレスのように湿気に強い構造をしていません。床に敷くよりは敷布団の下に空気の通り道ができやすいので、カビには強いと言えますが、あくまでも床と比べてのことです。敷布団自体は湿気がこもりやすいので、マットレスと同じように考えることはできません。定期的に天日干しや布団乾燥機などでしっかり乾燥させる必要が出てきます。定期的に乾燥させないとカビが生えてしまったり、ダニを発生させる原因になってしまいます。
このようにマットレスではなく敷布団を敷くことによっていくつかのデメリットが発生してしまいます。ただし、ベッドがいいけど布団で寝たいという人には敷布団専用のベッドがいいでしょう。
敷布団専用ベッドの種類
敷布団専用ベッドの種類はどのようなものがあるのでしょう。敷布団専用のベッドの種類についていくつか紹介していきます。
1、ローベッド
ローベッドが敷布団専用ベッドに一番多い種類になります。また、ローベッドは床との距離が近いので布団で寝るのに慣れていた人でもさほど、布団の時とは変化なく寝ることができます。
2、収納付きベッド
収納がついているベッドになります。マットレスのベッドでも収納付きベッドはありましたが、敷布団専用ベッドにも収納付きベッドはあります。なので、収納したいものをベッドの下にしまうことができます。
このように敷布団専用ベッドにはいくつかの種類があります。一番、メジャーなのはローベッドになります。ローベッドは脚がないので安定感もあって重さにも耐えることができます。また、床との位置が近いのも特徴です。自分にあった敷布団専用ベッドを選ぶようにしましょう。
敷布団をベッドに敷く際の注意点
敷布団をベッドに敷く際の注意点があります。敷布団をベッドに敷く時は必ず、敷布団専用ベッドを購入するようにしましょう。マットレス専用ベッドにそのまま、敷布団を敷く人がいますがとても危険なのでやめましょう。また、敷布団専用ベッドだから湿気は大丈夫だろうという過信をしてはいけません。いくら敷布団専用ベッドだからと言ってもカビが生えたりすることがあるのでなるべく天日干しなどを心がけてください。
まとめ~ベッドに敷布団はだめ?マットレスと敷布団について~
ベッドに敷布団を敷く場合について知っていただけましたか。ベッドに敷布団を敷く場合はマットレスの専用ベッドには敷いてはいけません。敷布団を敷く場合は敷布団専用ベッドを購入してださい。敷布団専用ベッドにはメリットがいくつもありました。やはり、一番大きなメリットとしては布団の上げ下げをしなくてもす婿とではないでしょうか。また、布団の収納スペースも取られることはないので便利です。
デメリットとしてはメンテナンスが必要という点が一番大きいでしょう。メンテナンスが必要になりますが普段から敷布団を干していれば問題はありません。布団に慣れていてベッドに興味があるという人は敷布団専用ベッドを購入して見てはいかがでしょうか。
敷布団専用ベッドを購入する前にこの記事を読んで参考にしてみてください。