ベッドをシーンで選ぶ

ベビーベッドの次はどんなベッドを使うか

今回の記事は生まれたばかりのお子さんのいる、あるいはお子さんを生む予定のご夫婦の方々向けとなります。お子さんが生まれて一緒に暮らす様になると、当然赤ちゃんと一緒に寝ますすよね?一緒に寝るとなると2通りの寝方がありますが、1つ目は添い寝で2つ目はベビーベッドで寝るという方法ですね。おそらく安全性の事を考えて、大抵の場合はベビーベッドでお子さんを寝かせていると思います。

ベビーベッドを使って寝かせる時期が終わると、今度は次にどんなベッドで寝かせるかを考えなくてはいけません。この「ベビーベッドの次にどんなベッドで寝かせるか」というのが多くのご家庭において悩みの種になっている事と思いますが、実はそれくらいに難しい問題なんです。今回はそんな「ベビーベッドの次のベッドをどうするか」で悩んでいるご夫婦向けの記事にしたいと思います。

ベビーベッドの次のベッド選ぶのは難しい

どんなベッドが一番オススメなのかを書きたい所ですが、その前に「ベビーベッドの次のベッドを選ぶのは難しい」という点について書かせて頂きたいと思います。序文の方でも既に触れたと思いますが、ベビーベッドでお子さんを寝かしていた場合、次のベッドを選ぶという所で悩んでしまいやすいくらいに難しいのです。ではなぜ選ぶのが難しいのか、それについて今からいくつかの項目に分けて説明したいと思います。

アレルギーの心配からローベッドを選ぶにも一苦労しやすい事も

お子さんがベビーベッドで寝るのは生まれてから2歳ごろまでとして、その後別のベッドで寝かせるとなると一番考慮しなければいけないのが安全性です。そうなると高さのある(床からベッド底面までの)タイプのベッドで寝かせるというのは、親御さんとしては非常に抵抗感を感じてしまう事と思います。高さがあるという事は万一転落してしまった際に、大きなケガをする可能性も十分に考えられるからです。

高さのあるベッドで寝かせるとなると、転落防止ガードが付いているベッドを購入するのが理想ではありますが、残念な事に商品の種類が大変少ないという現実があります。となると高さの低いローベッドで寝かせたいと考えるのは、ごく自然な事とも言えますね。ただしローベッドタイプでお子さんを寝かせようとなると、ある大きな問題が起きてしまう可能性があるのです。

それは「アレルギー」です。

ベビーベッドを卒業する2歳くらいになると、お子さんの中にはアレルギーの症状が出始めるという傾向があります。理由としてはホコリが溜まりやすいというローベッドならではのデメリットがあるからです。そのホコリによるアレルギー症状が出てしまうというリスクがある故に、簡単にローベッドをオススメ出来ないのです。ですがお子さんにアレルギーが無い場合においては、ローベッドを購入して寝かせても大丈夫なので、心配する必要はほぼ無いと言っても良いでしょう。

ベビーベッドの後に一番オススメしたいベッドとは?

では本題の「ベビーベッドの後に一番オススメしたいベッド」の説明に入りたいと思います。
数あるベッドの中でもベビーベッド卒業後に一番オススメしたいベッドというのは、ジョイントタイプのベッドになります。ジョイントタイプのベッドというのは、文字通り2~3のベッド本体をそれぞれ連結する事が出来るベッドです。

連結した状態で複数のベッドを同時に使って家族揃って一緒に寝る事が出来ますし、将来的にお子さんと親御さんが別々に寝ると鳴った際にも分割して使う事が出来るのが、オススメしたい理由です。つまり最初の内はお子さんと一緒に寝るために連結した状態で使用し、その後にお子さんが「一人で寝たい」と言い出した時にお子さん用に1つ、あとは親御さん用にという感じですね。

ジョイントタイプではない通常のベッド、快適に眠るとしたらクイーンやキングサイズといった大きいサイズのベッドになると思いますが、そんな大きなベッドで寝るとなると最初の内は親子揃って快適に眠る事が出来るでしょう。ですがお子さんが1人で寝る際には、お子さん用にベッド1台購入しないといけないので、ベッドの搬入はともかく金銭的な負担がありますからね。

それを考えると、ジョイントタイプのベッドは正に便利と言えますので、オススメしたいとそう思います。経済的にも良いですし、何よりも種類が結構豊富ですから、デザインなど好みのベッドを選びやすいというのも魅力的です(単体でかつサイズの大きいベッドは値段も高いですし、種類も少ないので好みの商品を選ぶのが難しいというのが実情です)。

ジョイントタイプのベッドを購入する際のポイント

ジョイントタイプのベッドを購入する際には既に書かせて頂いた事も踏まえ、転落してケガをする心配を考えるのであればローベッドタイプを選んで下さい(お子さんはもちろん、親御さんもアレルギーの心配が一切無い事が条件です)。
アレルギーの心配がある場合は、通気性の良い脚付きタイプのジョイントベッドを選ぶのがベターです。

それから1つの部屋で連結した状態で使うのと、夫婦2人+子供1人で寝る事を想定すると、ベッド1台1台が大き過ぎない物を選ぶのが良いと思います。最も連結する台数にもよりますが、例えばベッド3台を同時に使うという場合には1台がシングルサイズの物を選ぶのがちょうど良いかと思います。お子さんが1人で寝たいとなった際にはベッド1台をお子さん用に、残り2台を夫婦用に使う方法になります。

ベッド2台を連結して使う際は、シングルサイズよりも少し大きめなダブルサイズの物を購入するが良いですね。1台がダブルサイズというのはお子さん用としては大き過ぎると感じる人もいるかもしれませんが、お子さんが男の子の場合は将来的に体が大きくなる事も考えられるので、それはそれでありではないでしょうか。むしろサイズ的に余裕があるのでシングルサイズよりも快適に眠りやすくなるのでそれも良いのではないかと思います(ただしそのベッドを長期的に使う場合に限っての話になるので悪しからず)。

もちろんシングルサイズのベッドを小学校入学の時期まで使って、その後別のベッドで寝るという場合においては、シングルサイズのベッドでも十分快適に眠れますので心配する必要はありません。

通常のベッドでもくっ付けて寝る事は出来る

ジョイントタイプのベッドを使わなくとも、通常のベッドを2台なり3台なりくっ付けて寝るという方法もあります。その際にはベッドは2台の場合はシングルサイズ1台、ダブルサイズのベッド1台という組み合わせが一番理想的だと思います。既に同じ様な説明をしていますがシングルサイズのベッドはお子さん用に、ダブルサイズのベッドは夫婦用という感じですね。

ベッド3台、これは組み合わせとしてはそんなに多くはないと思いますが、3台の場合はシングルサイズで十分です(1台をお子さん用、2台を夫婦用に)。

最後に

今回の「ベビーベッドの次はどんなベッドを使うか」は如何でしたか?
アレルギーの問題があったり、安全面の問題であったり、選ぶにおいては難しかったりするのは確かだと思います。

1つ絶対に言えるのは、「いつまでもベビーベッドを使ってはいられない」という事です。お子さんは年々着実に成長していきますから、そんなお子さんのためには次のステップとして新たなベッドに導入踏み切るべきです。

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