ベッド本体の上にはマットレスを置きますよね?ですがマットレスを置いてそのまま寝るという事は衛生面から考えると、そういった寝方をする人は殆どいないと言っても過言ではないと思います。マットレスの上にシーツを敷いてから寝る、これがベッドで寝る上での基本となります。
そのシーツですが、いつまでも同じ物を使う訳にはいきません。やはり定期的に入れ替えしながら使用するというサイクルになります。そして整理する必要性もあり、この点において整理の仕方が分からずに悩んでいる人も中に入るかもしれません。今回はそんなシーツ類の整理に悩んでいる方のための記事にしたいと、こう考えています。
ベッドシーツの整理方法について
シーツ類の整理と言っても色々とあります。そんなベッドシーツの整理方法としては「押し入れやクローゼットに収納する」、「ベッド内蔵、あるいは単体の収納ボックスに収納」、この2つがベッドシーツの整理でよく行われる方法ではないかと思います。
ベッドシーツはマットレスとは異なり、清潔さを保った状態で使うために定期的に入れ替えをするという人が多いと思いますから、そうなれば整理の方も定期的に行わないといけません。そのため先述した方法(押し入れやクローゼットか収納ボックスに整理して収納)での整理を行わないといけないのです(もちろん、入れ替えられたシーツはその都度洗濯して綺麗にする必要があります)。整理する時には、ただ単にシーツを詰め込むのではなく、しっかりと畳んだ後に収納しないといけません。
シーツの上手な整理方法(畳み方編)
ベッドシーツの整理において収納ボックスなどに収納する前にやる事が、「シーツを綺麗に畳む」です。しっかりと畳まないで適当に収納ボックスに入れてしまうとシワシワになってしまいますから、ここはしっかりと畳んでから収納するべきです。では今からそのシーツの上手な畳み方の方法を説明させて頂きます。
手順①:まず最初にシーツを裏返し、裏側の短い辺を上にして、左右の角に両手を突っ込んで手順②のための準備をして下さい。
手順②:両手を合わせる様な形でくっ付けた後、そのままの状態で左手で右手を掴む感じで右側の角に左側の角を被せて下さい。
手順③:角がズレてしまう事が無い様に注意しながら右手を外して上辺の右端を持って、その状態で両幅を“ビシッ!!”という感じでしっかりと伸ばして下さい。
手順④:反対側の両角も手順③と同じく手を入れて合わせ、右手側を左側に隅っこに被せて下さい(こうする事によってシーツは縦半分の長方形になります)。
手順⑤:上下の角に左右の手を入れてから、手順④の時と同様に手を合わせる様にしてくっ付けて下さい。
手順⑥:左側を右手に被せたら左側の手を抜いて、同様に上辺を両手で引っ張って整えて下さい。
手順⑦:最後に角が全て重なったら成形し形を整えて、何回か半分に折ってピッタリな大きさになれば終わりになります。
以上シーツの畳み方を7つの手順でもって説明させていただきました。畳み方は他にもいくつかあると思いますが、今回は上記の畳み方を紹介させて頂きました(参考にして頂ければ幸いです)。
シーツの上手な整理方法(収納編)
シーツを綺麗に畳む事が出来たら、今度は上手に収納するための方法を紹介したいと思います。上手に収納されている方が、必要になった際に見つけやすくなりますし、収納部分の見栄えも良いですからね。
日本人に多いシーツの収納方法とは?
日本に住んでいる多くの人達は、使う物は使っている場所に収納するという傾向があります。つまりベッドシーツの場合は、ベッドルームの収納スペースに常備しているという事です。理由としては必要な時に簡単に使う事が出来る、という事が考えられます。
ですがこの方法というのはシーツを収納し管理する事においては便利なのですが、それによっての弊害が出てきます。どういった弊害が出てくるのかと言いますと家で使用するシーツがベッド内蔵か単体の収納ボックス、それからクローゼットなどにシーツが収納されている分、洋服などの衣類が収納し辛くなるのです。ベッドシーツを多く収納している分、洋服を収納できるスペースが限られる、もしくは収納できないという問題があるのです。
これは先ほど書いた話と似ていますが、同じ物というか、多くの物を1つの部屋に収納するというパターンが日本人は結構多いのです。ベッドシーツはもちろんですが、日用品・布団・洋服や下着などの衣類・書類・扇風機など様々な物が1つの部屋にあるという、正にそんな感じですね。これは特に部屋数が少ないという場合においてはよくあるケースではないかと思います。
もっとも最善とも言えるシーツの収納方法は1か所にまとめて収納する
そうなんです、シーツの収納において最善とも言えるのが、「1か所にまとめて収納する」です。クローゼット、あるいはベッドによってはベッドフレームの下に付いている収納ボックスには衣類や下着類などを収納したくなると思います。
ではどうやって1か所にまとめて収納するのかと言いますと、ベッドシーツ専用の収納ボックスを使うというのはどうでしょうか。ベッドシーツ専用の収納ボックスを予め用意しておけば、ベッド下の収納スペースやクローゼットに洋服や下着などの衣類の収納がしやすくなりますし、収納ボックス自体も基本的にはそれ程大きくないので場所を取らないと思います。
収納ボックスについては大手の家具専門店でも良いですし、Amazonや楽天市場などのネットのショッピングサイトにて簡単に入手する事が出来るのでオススメしたいと思います。金額的にもそれほど高くはなく、もちろん商品によって異なりますが、大体1000~3000円以内で入手する事が出来ます。ベッドシーツ自体が多いという場合には収納ボックス2つ分の金額が掛かりますから安く入手出来ると一概には言えませんが、シーツの数自体がそれ程多くないという場合には収納ボックス1つで済むので安く入手しやすいと思います。
他の収納方法について
先ほどの収納方法とは違いますが、例えば部屋に十分な広さがあれば、クローゼット自体を単体で購入して部屋に置くという方法もあります。
例えば家の中の階段下、あるいは廊下などにデッドスペースがある場合にはその場所を有効活用して少し小さめのクローゼットを設置し、そのクローゼットにシーツを収納するというのも1つの収納方法ではないでしょうか。その方法の場合はデッドスペースの幅と高さを前もって調べた上で購入するのがベターと言えます。
また他にも押し入れを上手に利用するという方法もあります。というのも押し入れというのは基本的に1段2段といった感じで、最低でも2つの収納スペースがあると思います。その2つのスペースの内の1つをマットレス用に、もう1つをシーツ類用に分類して整理するというのも良いのではないかと考えます。
デッドスペースにクローゼットを設置しベッドシーツを収納、それから押し入れの2つある収納スペースの内の1つにシーツ用にするという方法は、既存の場所を有効活用するという事になりますね。
最後に
今回の「ベッドで使用するシーツ類の整理」は如何でしたか?
シーツを使用するにも整理するにしても、色々と奥深いな~と個人的にそう思っております。今回の記事がシーツ類の整理方法にお悩みの方々の参考になれば幸いに思います。